ブダペストのバーロシュマヨーリ高校で、
なでしこ会から4名が、ティーチングアシスタントとして
日本語の授業のお手伝いをしています。
9月から新学期がスタートしました。
昨年度からの学年をそのまま繰上げ担当し、
生徒数が増えた学年もあります。
9年生は新たに13人の生徒さんを迎え、
ティーチングアシスタントも前任者が日本に帰国となったため、
6月にハンガリーに赴任した新しい方が加わりました。
<授業風景>
9年生の授業の様子 10年生の授業の様子
<9年生>
生徒数13名(男3、女10)
9月に日本語の勉強を始めてもう平仮名が書けます。
週に3回日本語の授業のうちの一回、
火曜13時~13:45
<10年生>
生徒数10名(男5名、女5名)
木曜日 11時~11時45分
11年生の生徒さんと 12年生の生徒さんと
<11年生>
生徒数8名
月曜日 15時~16時30分
会話中心の授業
<12年生>
生徒数11名
火曜日 10時~10時45分
会話中心の授業
文法など普段の授業は週2、3回、ハンガリー人の先生が行い
その他に週1回、私たちが会話の練習を中心に授業を行います。
9年生はこの9月から日本語の勉強を始めたばかりなので
発音の仕方など練習を繰り返し、音や単語を何度も聞かせること、
言わせることを重点的に、また、10年~12年生は会話の練習を中心に
ネイティブだからこそできることに絞って授業を行います。
10年生は、9月から生徒が7名増え、計10名となりました。
昨年度は小学校から日本語を勉強している生徒3名でしたが、新たな7名は、
高校生になった1年前から日本語を始めたばかりの生徒です。授業初日は、
レベルを見るため自己紹介と夏休みの思い出について話してもらいました。
合気道やテコンドウ、剣道、乗馬やピアノなど多彩な趣味を持つ生徒との新しい出会いがあり、これからの毎週の授業が楽しみです。翌週からは、教科書に沿って会話の練習を行っていますが、たった一年でこれほどまでに上達するものかと驚かされます。それでも、小学校から始めた生徒と一年勉強した生徒とでは大きなレベルの差があり、同じ授業を進めていくのは難しいですが、どちらの生徒にとっても飽きないよう、楽しめるよう、工夫しながら授業をしていきたいです。