ブダペスト市内にあるヴァーロシュ・マヨリという高校で、日本語授業をされているゲルゲイ・ユーリア先生のアシスタントとして、今年4月から日本語会話授業に参加してきました。

ハンガリーに来て1年。日本で朝から晩まで働いていた私にとって、初めての専業主婦生活は、新鮮であるものの、やはり時間をもてあましていました。
そのようなときに、「なでしこ会」のブログと出会い、このようなボランティアがあることを知りました。
教育に携わったことがない私でしたが、ここハンガリーで、地域に少しでも密着し、役立ちたいという気持ちから、挑戦することにしました。
生徒さんは、それはそれは日本語を学びたいという一心でとても真面目に授業を受けており、みるみるうちに、日本語が上達していく姿を間近にみることができて、本当に嬉しく思いました。

なかには、日本語を学びたいために1時間半もかけて高校に通ってくる生徒さんもいて、ハンガリ-での日本語への興味の高さを知ることができました。
この度、ハンガリーを去ることになり、このボランティアも終わりになりますが、異国でしかできないすばらしい経験ができて、本当に楽しかったです。

最後に、このような機会を与えてくださった「なでしこ会」の皆さん、そしてユーリア先生に厚く御礼申し上げます。
山内 淳子