先日、とあるセミナーに参加してきました。

「電子書籍を出版するにはどうしたらいいのか?」を教えてくれるセミナーです。

そのセミナー講師を務めるのはサニー久永さん。

サニーさんの本職は治療家で柔道整復師、鍼灸師などの資格をお持ちです。またマッサージ、カイロプラクティックなど多岐の分野に精通している方でもあります。

サニーさんはとある出版社さんからのお誘いをきっかけに、2012年、初めて電子書籍を出版されました。

そして2013年、「疲れないカラダの作り方」という本を電子書籍で出版され、総合1位を獲得されました。

総合1位というのは電子書籍の発売媒体大手5社において全て1位を獲得したという快挙です。

具体的には amazon kindle store、楽天kobo 、iphone アプリストア、ibooks、googleplay booksです。

電子書籍界ナンバーワンのサニーさんが出版を通じて学んだこと。

それは、本を作る職人としての能力と販売する能力ーつまりセールスする能力は全く別だということ。

ズバリ言ってしまうと、いい本 = 売れる本ではないということです。

実際に出版社が作家を評価する時、本のタイトルや内容よりも、作家本人にどれだけ売る力があるのかを見ているそうです。

では、売る力を身につけるためにはどうしたらいいのか?

答えはブランディングです。

ブランディングとは、お客さまや市場とのより良い接点を持ちながら、あなたの会社や製品に良いイメージを抱いていただくためのすべての活動を言います。

本を出版したい作家や個人事業主は自分自身をしっかりとブランディングしていかなければライバルに埋もれてしまいます。

もちろん、会社や企業にもブランディングは必須です。

私は1年半ほど前から本格的にマーケティングを勉強し始めました。

私の本職は技術職で作ることが専門。マーケティングや売ることに関してこれまで全くタッチしてきませんでした。

その考えを変えたのが師匠との出会いです。

今まで色々なセミナーを受講してきましたが、どの先生もマーケティング、ブランディングの大切さについて話しておられました。

職種、業種に関わらずブランディングは全てのビジネスマンに必要なスキルだと今では確信しています。

そしてそれができれば、何をやっても成功できるということも。

これは余談ですが、数年前私が外資系の化学品メーカーに勤めていた頃の話 。

同じ一般社員でも研究開発部の私とマーケティング部の人ではお給料が全然違いました。

マーケティングの人は私の2倍だったのです。

マーケッターの能力はそれだけ会社の売上に直結するということ。

当時は納得いきませんでしたが (笑)、やっとそのことが附に落ちている今日この頃です。

次回から「ブランディング」、「ブランド」について詳しく書いていこうと思います。

今日も最後までお付き合い頂きどうもありがとうございました。