こんにちは

なでさんです。
 
もうあと2週間で学校が始まるなんて少し憂鬱です...
5月から始まった夏休みもあっという間に3ヶ月過ぎて
また、8ヶ月間勉強漬けの毎日を送らなければならないと考えると恐ろしいです。
 
カナダの大学生はお金に困っていてバイトをしないと足りない!という子たち以外は
9月から翌年の4月までの間、バイトはせず勉強に集中する傾向にあります。
私の友達も、私自身も、学校がある間 (Academic year) は 
クラブ活動やボランティア活動などに参加しますが、
それ以外は勉強をしたり、友達と出かけたりと、バイトとは無縁の生活をしています。
 
その大きな理由は、夏の間にfull timeつまり8時間労働をしっかりして稼ぐからです。夏の間は働いて、それ以外は勉強に集中する。
私は個人的になかなか好きな生活の仕方です。
そうすることで勉学に集中できますし、かと言ってお金がない!と困ることもないでしょう。もちろん家族のサポートがあっての話ですが。
 
それでも金銭面で足りない!という方には、カナダが OSAP というローンの仕組みで、所得が少ない家庭はほぼ大学の費用を賄ってくれたり、卒業の半年後まで返済を利子なしで待ってくれるシステムを作ってくれています。(オンタリオ州に限りますが)
私もOSAPに助けられている部分はたくさんあるので、とても感謝しています。
 
 
夢に向かって勉強するときは勉強をして、
夏の間はしっかり働いて、必要なお金の準備をする。
 
日本の大学生は、大学に入ってから勉強をしているイメージが正直ありません。
バイトを3つくらい掛け持ちしたりしている子を見ると、何のために大学に行っているんだろう?と思ってしまいます。
(反対派のご意見もたくさんあると思いますが、あくまで私の個人的な意見です)
 
 
 
それぞれの国にはその国特有のカルチャーがありますから、日本は大学名が良ければ就職に困らない。大学の時に何を専攻していたかなんてあまり関係ないという風潮があると感じられます。
カナダは逆に、大学名はあまり関係なくて(もちろん重視する企業もあるでしょう)大学の時に自分が何を勉強したか、何を得て、どんな人間に成長できたか、をとても重視しています。ですから、カナダの学生は  落単  という言葉を日本の学生ほど簡単には使いませんし、なんなら自分の学費は自分が責任を持って払う子が多いので、落単で学費を無駄にするなど正直あまり受け入れられるものではないかと思います。
 
 
日本の学生は全員とは言いませんが、大半は大学生活の4年間をサークルで飲み会をする毎日やバイトを掛け持って勉強なんてしない日々が続く子たちです。その分、 
  青春 って言葉はぴったりでしょう。
私も日本の友達が今までいろいろなところにグループで出かけたり、大学生活の毎日をとても楽しそうに過ごしているところを見て、とても羨ましく思っていました。
そういう日々の中でやることをやっている人たちは沢山いるし、夢に向かってきちんと勉強したり、計画的に行動して成功している友人もいます。
 
結果、どちらの国の大学に進んでも、その4年間をどう過ごすかは  自分の信念  次第だと私は感じます。
カナダでも、勉強に集中出来ず遊び呆ける人は沢山いるし、
日本でも、周りがどうとあれ、しっかりけじめをつけて勉強している子たちはたくさんいます。
自分が大学を卒業したのち、どんな生活を送りたいのか。
社会にもまれながらそれとなく過ごす毎日でいいのか、はたまた、自立をして、夢を叶えて毎日強く生きていきたいのか。
自分の信念とはなにか?をしっかり考えて、前々から行動できるといいですね。
 
 
 

最後まで読んで下さってありがとうございます。

これからブログの更新、そしてそのほかの活動を日々精進して参りますので

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なでさん