皆さまこんにちは。
古代インド占星術のEmmyです。

古代インド占星術では「月」という惑星をとても大切にしています。

古来より月は心であり、感情であり、愛情であり、その人のフィーリングだからです。

物事をどのように捉えるのか?その鍵は常に月が握っています。ですから月が12室中どこに配置されているのか?はその人の人生において大きな意味を持つのですね。

今回はそんな月がどの部屋にあるのか?によって及ぼす影響をお伝えいたします。
※私の扱う流派では出生時間から-3時間半し、インド時間に直してからクンダリーを作成しております。

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今回は【7室の月】について語って参ります。


7室は「パートナー・ビジネスパートナー・評価」を表す部屋です。

ここに月がいるという事は、パートナー・ビジネスパートナー・評価が「月的である」という事を表します。

月は「若さ、可愛らしさ、美しさ、純粋さ、明るい、無邪気、気分屋、想像力豊か、感情的、母性的、愛情、涙もろい、飽き性、落ち着かない、アーティスティック、芸術」を表す星です。

7室に月がいる方は、恋人やご結婚相手が年下の方であったり、年齢は年下でなくとも可愛らしい印象を与える方がお相手様になるでしょう。

想像力が豊かでわがまま、少し気分屋さんなところはあれど、何かと憎めないそんな魅力のある方です。

また、月は心を表しますから、心がパートナーの部屋にいる事になります。

この方は自分で選ばれたパートナーをとても大切にする方でしょう。

7室には裏テーマとして、クンダリーの持ち主の他者からの評価を表すという特徴もあります。

「人は自分の鏡」とよく言いますが、1室(自分)と7室(相手)の関係にはとても顕著に出てきます。

つまりこの配置は、お相手様になる人が月的な魅力のある人である、そして自分も同じような魅力があるという事を示しているのですね。

お相手様は月ですから、月のフィルターを通して1室を見ます。
フィルターごしの1室はどことなく月の色を纏っているでしょう。


今回はこの辺で。