さっきまた明恋喫茶行ってきたよ~♪
ボイスについては明日記事あげますね!
さて、本日は「明治東京恋伽」に出てきた俳諧(俳句)・和歌の解説です。
第三弾の藤田五郎・小泉八雲編では俳諧が1句、短歌が2首でてきました。
まずは、藤田五郎編の俳諧から。
しれば迷い しなければ迷はぬ 恋の道
新撰組副長土方歳三(雅号は豊玉)の俳句です。
藤田はかつての上役の句を思い出します、自分が恋をして・・・という場面で出てきます。
この俳句は土方が京都へ上洛する前にまとめた俳句集「豊玉発句集」にあります。
「知れば迷い知らねば・・・」として知られていますが、
「豊玉発句集」では(正しくは)
「志れば迷い志なければ・・・」と表記されています。
「知らねば」と「志なければ」では意味が変わってきますね。
この句は丸で囲われています。
(「薄桜鬼」シリーズで沖田総司がからかってましたよね、丸がついてる句がど~の、と)
この俳句の隣には「志れば迷い志らねば迷ふ法の道」という似たものも記されています。
俳諧では丸をつけることは、削除することという意味らしいのですが・・・、
似た句を並べていて、「法の道」の句を残したということ??
わたしたちの今の感覚からすると、丸をつけたほうをいいものとして残す、というふうにとらえますが
どうなんでしょう・・・・・・?
それにしても、彼の手はきれいで読みやすいですね~♪
女性の字のように繊細でした。
次は和歌2首です。
小泉八雲編にて八雲の名前の由来といわれている短歌です。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに
八重垣作る その八重垣を
「古事記」の冒頭の和歌です。
文献として記されている日本最古の和歌と言われています。
そんな記念すべき和歌から八雲は名前をとったんですね!
八雲の日本通がうかがえる逸話です。
八俣のおろちを退治した須佐之男命(スサノオノミコト)は
後の三種の神器となる草なぎの剣を手に入れます。
くしなだ姫という妻を得て、出雲に新居をかまえることにします。
その地を須賀と名付け、宮殿を造ります。
その時、二人を祝福するかのごとく何重にも雲が立ち昇り、その様子を歌に詠んだものです。
【意味】
雲が幾重にも立ち昇る・・・雲が湧き出るという意味の出雲の国に
幾重にも垣根を巡らすように雲が立ち上る。
妻を籠もらすために家に垣根を巡らせたが、立ち昇る八雲は八重垣のようだなあ。
ちなみに「八雲立つ」は出雲の枕詞ですが、この和歌では景色・情景を詠んでいます。
そして、最後は 藤田五郎・小泉八雲の後日談(共通END)からです。
八雲は藤田の家の縁側で、月を見ながら和歌を口ずさみます。
月影に わが身をかふる ものならば
つれなき人も あはれとや見ず
これは「古今和歌集」から三十六歌仙の一人、壬生忠岑の和歌です。
【意味】
もし、月影(月の光)にわたしを変えることができるのならば、
つれないあの人も私のことを美しいもの(風情あるもの)として見てくれるだろうか?
振り向いてくれない片恋の相手への気持ちを詠んだものです。
つまりは振り向いて欲しい、少しは自分を見て欲しい・・・ということです。
この歌の意味が分かると、それをつい口ずさんでしまった八雲の気持ちがしみじみと分かりますね(ノ_-。)
ちなみに、未然形+「ば」で「もし、~だったら」です。w
以上明恋ネタでした![]()
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