OSHO禅タロットの時間だよ～。
今週(2019/04/29<月>～05/05<日>)は
コレ。
大アルカナ4 THE REBEL(ザ・レベル) 反逆者
「自分を縛るモノを疑え」
固まってたYが、キッとワシを睨んで
Y『部長、なんなんですか？
なんでイキナリ離婚とか言い出すんですか？
ウチの問題です、夫婦で決めます！
部外者は、口を出さないでくださいっ！』
吠えた(笑)
おーおー。きたわ、来おったわ(笑)
せや、Yはこういう女や。
負けん気強うて、絶対折れへん。
誰が相手でも、納得いかなければ
かみつく(笑)
Yが男やったら、手塩にかけて
絶対ワシが育てたったわ〜。
「うははは！Y、相変わらずやな！」
「仕事ならソレでもエエんや^^
けど、家庭内では、うまくいかんのや。」
「なんでか分かるか？」
Y『いえ…思いつきません』
「ヒント。コイツとワシは男で、Yは女や」
Y『！
もしかして、求められてる役割の違いと
おっしゃってますか？』
Y『それはハラスメントになりますよ！』
「違うねん。
家庭に男が二人もいらん、言う話や」
「Y、お前さん、自分をしっかりさせな、と
ずっと縛ってきとらへんか？
そういう育ち方、してきてへんか？」
「自分が女であることを…
否定してきてへんか…？」
沈黙。
元部下も、Yも、押し黙ったままや。
Y『そんなこと無い！だって私は女で…』
Y『女…で』
Y『………』
言いながら、ボロボロ涙を流し始めた。
元『…実は。お義父さんが、
俺は男が欲しかった、女は役立たずだ、って
ずっと言い続けてきてたらしいのと』
元『お義母さんが、
コイツが女らしい格好すると
口汚く罵ってきたらしいです』
あー…それでか。
それで、無意識に相手を追い詰める
物言いになるんやな。
自分を、守るために。
それを、
チビの頃からやってきたんやったら、
それが普通になるわな。
「辛かったな、Y。
お前さん女なのにな」
「自分のためにちゃんと泣ける、
こんなに可愛らしくて、
ステキな女性やのにな」
元部下が、泣きじゃくるYの
そばに座り直す。
「なあY」
「コイツはな、Yに女でいてほしいんや。
そんで、男の自分を頼ってほしいんや」
「そんでな。
ちゃんと父親としても認められたいって
思っとるんや」
「せやけど、
コイツ今までずっと、サボってきたわ。
やから、やり方は要領得んやろ。
そこは、堪忍やけど、
一緒に成長してやってくれへんか？」
「コイツは父親として。
Yは、カワイイ女として」
二人とも、キョトンとしながら
お互いを見合った。
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