今日は母の日だったので実家に帰り親孝行

自分の周りには
親を早くに亡くした人
訳ありで縁をきってしまった人
会いたくても会いにいけない人
いろんな人がいて、いろいろ考えさせられます

こうやって肩もみができるだけで幸せなことなんだなって思います
相変わらず母の肩は揉みがいがありました

さて、ついでに龍馬伝も見てきたので、その感想を…
まず書きたいのは19話、龍馬と武市が京都の土佐藩邸で二人で語るシーン
凄い良いシーンでした!
心に残る名場面です!

龍馬が武市に対して一番言いづらいことを言うシーン
武市は一番言われたくないことを言われるシーン


それだけに龍馬も話出すまえに長い沈黙が…
長く長く硬く固められた心が少しゆるみ、龍馬の幼なじみに少し戻る武市
2人とも迫真の演技でした
涙をこらえながら見ました。うっうっ…
最初はそのまま武市が主観を貫くかと思ったのですが、そう来たかと思いました
でもおかげで何だかホッとしました
でも結局土佐に帰ってしまう武市瑞山(半平太)
気になるのは
土佐に帰って助かると思っているのか思っていないのか…
龍馬には、「海軍に入ってもいい」と言いながら土佐に帰るのは、また龍馬に会えると思っているからなのか…
それとも、いろいろと悟った上で言っているのか
個人的に気になるところです


18話19話は自分的には山内容堂と武市瑞山に注目でした
実際にいますよね
龍馬伝の容堂公のように人を操るのが上手い人
自分もいいように使われないようにしないとなって思います
でも逆に武市さんのような人は今の世の中、見つからない
主君への忠義を貫き
お富さん(奥さん)を大切にする
なおかつ強い

武市瑞山は武士だなって思います
武士の定義はなんなのかによって変わってくるけど…
武士の定義自体も奈良時代、戦国時代、江戸時代で変わってくるから難しいところなのですが…
新撰組の近藤勇、土方歳三や武市瑞山は忠義を尽くすところや強いところが武士だなって思う
いろいろと暗殺のことなど暗い影もあるし、龍馬とは真逆の道を行った人だけど、お富さんを大切にしていたエピソードを聞いたりすると
武市瑞山のそういうところ好きだなって思う
それにあれだけ土佐勤王党に人が集まり、まとめることができていたのは、やっぱり人徳があったからなんじゃないかと勝手に想像を膨らませています


武市瑞山の中の
人の良さと真面目で一直線が為に厳しくなる
この二つの顔があるから龍馬伝にここまで引き付けられるんだろうな
龍馬伝の第二の主人公な気がします
幕末は誰を主人公にしても面白い
その人なりの正義があるし、みんな行動して走り回った人達だから


でも、
日本のため、藩のため、帝のためと掲げつつ
、実は恨みつらみがあってだったり、いろいろなうっぷん晴らしだったり、何かでかいことをしたいって気持ちだったり、いろんな気持ちが入り交じってもいたんだと思う
自分で自分のそういう気持ちに気付いていなかったりもしたんだと思う
こういう冷静な見方を龍馬伝から学びました
こういうことに気付かせてくれる龍馬伝の脚本は本当に凄い……
歴史を物凄く冷静に見ている気がします
龍馬伝を見ることで新しい視点をたくさんもらっています


話を戻して
自分の為、
それでも、やっぱり本当に国や人の為を想い行動した人達がたくさんいたと思う
少なくとも今現在の日本人よりも、国を想っていたのは確かだと思う


吉田松陰の辞世の句なんか何回読んでも目頭が熱くなります

身はたとえ
武蔵の野辺に朽ちぬとも
とどめおかまし大和魂

死刑になることが分かっていながら日本の為だけを想い、行動をやめなかった男の句です
これだけ熱く国のことを想い、自分の命を犠牲にしてでも国の為に行動してきた人がいる
吉田松陰の【想い】が時を越えてガンガン伝わってくる句です
本当に【想い】っていうのは凄いなって思う
150年後の一人の人間にまで届き、自分のことだけ考えてちゃダメだって思えるんだから
吉田松陰の功績は計りしれないです
間違いなく言えるのは、今の日本があるのはこういったいろんな人達のとてつもなく大きな【想い】と行動のおかげなんだろうな


国を動かす人達に対して
ブーブーと文句を言うだけの自分も含めた国民
こんな時代だけど忘れちゃいけないのは、
自分を犠牲にして今の日本に繋げてきてくれた人達の存在
それを思い出すと
自分が、自分がといった気持ちではいけないことを思い出させてくれます
歴史ある日本が崩壊してしまう時が来るとしたら








国民一人一人が自分のことしか考えなくなってしまったときなんだろうな…






そんな風に思います
そして地球が滅びるときは一つ一つの国が自分の国のことしか考えなくなった時なんだろうな
文句を言うんじゃなく
地球や国の為にはこうしたほうがいいという意見じゃないといけないと思う
議論を交わすのはいいことだけど、ただの文句になってしまってはいけないと思う
そして、それらがしっかりできたとき、回りに回って、自分の為にもなるんだと思う。

龍馬伝の感想からそれましたが
自分が若い頃、歴史を知るまでこういう考え方ができなかったので
今の自分より若い人達にこういったことをブログを通して伝えるだけでも
行動していることになるのかなと思い書きました