2026年6月27日から28日にかけて、

箱根にある富士屋ホテルに誕生日旅行で宿泊した。

 

6月27日は台風上陸の中だったけれど、無事に辿りついて良かった。

箱根にはもっと頻繁に行きたいけれど、

電車の箱根湯本駅から長い山道をくねくねと上がるバスに酔ってしまうのが辛い。

箱根の温泉宿は箱根湯本駅から離れた場所にあることが多いけど、

「富士屋ホテル」は比較的駅から近いのが良い。

今回もまったくバス酔いしなかった。

土砂降りの中でも荘厳と構える和洋折衷の重厚なクラシカルホテル。

迎賓館のような、古く美しい建物に圧倒された。

御殿と洋館のコンビネーション、日本庭園とイングリッシュガーデンの融合のような独特の風格が良い。

 

 

宿泊棟は2つあったけれど、この日は「花御殿」に宿泊。

 

「百日紅」のお部屋に。

百日紅(さるすべり)。

他のお部屋は、読みづらい感じの植物名はカタカナで表記されていたのに

百日紅は漢字だった。この漢字でさるすべりって、元々知らなきゃ読めないよ。

百日紅をあえて漢字にする意図はなんだろうって思いを馳せたね。

部屋の扉の真ん前にドドンと百日紅の絵が飾られているのも、格式を感じて素敵。

 

扉だけでなく、鍵にもしっかりと百日紅の絵画が現れる。

存在感のある木札の鍵。浪漫があるし、なくさない大きさで嬉しい。

木札にイラストがかかれているんではなく、絵画ははめ込まれているのが良いわ。

この鍵だけで立派な調度品。思わずパチリと写真を撮りたくなる鍵。

 

お部屋もゆったりとして素敵だった。

建物を古くて美しい、と表現するのは西洋的美意識だけど、

富士屋ホテルの建物はそういう美意識を優雅に感じさせてくれる。

 

しかも箱根の温泉も堪能できるんだから、なんて贅沢なんだろう。

 

夕食はフレンチ。

スズキが美味しかった。

 

朝食は「ザ・フジヤ」で

メインをエッグプレート(オムレツ)とペストリープレートの2種から選べた。

私はペストリープレートを選んだ。

ただ、提供された時には冷めきっていてカチカチの揚げパンのようだったので、

オムレツにすれば良かったと後悔。

 

ホテル自体の建物やお部屋、温泉には大感動だったけれど

意外にもお料理には感動しなかった。

夕食も含めて一番美味しかったのは、サラダにかけたトマトのドレッシング。

買って帰れば良かった。

 

ただそんなお料理の不満も気にならないくらい、ホテルステイの体験価値は十分。

台風の影響か通常より人が少なかったのか、静かな中に驟雨の音が響く空間に癒されたし

宿泊のタイミングも良かったのかもね。

 

また行きたい。