『劇場版名探偵コナン 隻眼の残像』@TOHOシネマズ上大岡 2025.06.08
を観た。
公開から約1か月。
劇場やSNSでのコナン旋風が落ち着いたところで、やっと鑑賞。
横浜の上大岡のスクリーンで観ていることからも仄めかしてるんだけど
実は品川区から横浜へ引っ越しまして。
引っ越しやら旅行やらでGW前後は忙しくやっと!やっと!鑑賞できた。
時期が時期だけに『隻眼の残像』についての情報がかなり入った状態で鑑賞したので、
まっさらな気持ちではなかったけど、ちゃんと楽しめた。
※以下、ネタバレ含みます。
毛利小五郎の活躍
今作のうたい文句は「眠らない小五郎」であり、毛利小五郎メイン作品。
・・・なんだけど、おっちゃんの活躍は、探偵としての活躍ではなく刑事としてのスキルを使ったものばかり。
推理パートもほとんどコナンに教えてもらっているし、ワニという呼称からの勘づきは一般人レベルだと思うし。
警察仲間を大切に想う気持ち、フィジカルの逞しさや勇敢さ、咄嗟の行動力や使命感、極めつきは超絶な拳銃の扱い。
・・・という刑事であれば一級品の適性を駆使して事件に関与していく。
推理スキルはコナンだけでなく、長野県警の男性二人のほうが上だしな・・・。
おっちゃんがいかに刑事に向いているかよく分かる作品だった。
長野県警の大和と高明
この作品でおっちゃんと共にメインを張る、頭もキレるし肉体派な二人。
よく生きてるな・・・と思うくらいおっちゃんに負けず劣らずフィジカルが強い。
狙撃されて片目の負傷で済んでいるのも奇跡なのに、その直後に雪崩に飲まれて生還し、
しかも今作では直撃しないまでもまた雪崩にのまれて生き延びている大和勘助。
そして、雪山の崖から数メートル落下して氷の張った川に墜落した高明も・・・異常なまでの頑強さ。
まさかのスコッチは、高明を騙してあの世へと連れていこうとしてるし・・
えーーー!そこはまだ来ちゃダメ!と言うんかと思ったら、油断も隙もない。
頭脳派として認識されている高明もかなり肉体派。
事件の憎悪のねじれ
この作品は、事件の動機と行動がやや分かりづらいと思う。
恋人の死因となった犯人への復讐ではなく、犯人の罪を軽くした「司法取引」制度の阻止に報復の対象が向く、
というのは若干ねじれている。
個人としての自分を優先するのであれば犯人への復讐で済む。
裁きや犯罪の司法ルールに準ずる警察官としては、
犯人には受刑をもって罪をつぐなって欲しいところ「司法取引」がまかり通ってしまえば、
実質的に犯人の罪が軽くなってしまい、そのルールに従うことに耐えられなかったのか。
犯人じゃなくワニを殺してどうするんだよ。
あんたが憎いのは恋人を死に追いやった奴でしょ。その人、生きてますけど。
仇はうたなくていいんだね?
国立天文台 野辺山
今回の主演は、国立天文台。
国立天文台という舞台を引き立てるためだけの、
コナンがスケボーで空中滑走しながら光線の向きを変える見せ場シーンも、無理やりすぎて良い。
ご当地のランドマークをあからさまにメインに据えるの、地方への貢献だよね。
いいぞいいぞ、もっとやれ。
総評
前半1時間の進みは遅いけど、後半のアクションシーンは目を見張る。
お祭り感や華やかさはあまりないけど、面白い。
ただ、コナンのアニメシリーズも観ている人じゃないと画面に知らない人がほとんどなんじゃ・・・とは思う。
上映後、100億円突破記念ということで会場で名前と日付入りのデジタル色紙も配布されていた。
QRコードでそのまま取得ではなく、会場のBGMがダウンロードの引き金になっているのが興味深かった。
青山先生、サインペンでも絵がうますぎる・・・!

