『しょせん他人事ですから』1-2巻
ドラマのほうを先に観ていて、ほとんど原作通り。
主人公の弁護士のチャラさ加減は、中島健人演じる実写版のほうが振り切ってる。
夫に裁判のことも黙っていて、隠し通そうとしたばかりか踏み倒そうとする木下さんのヤバさにはびっくりするけど、
こういう普通の顔したタチの悪い人はどこにでもいるんだろうな・・・。
SNSでの誹謗中傷がもし裁判になったら・・・?という好奇心が満たされる漫画。
『春雷と恋わずらい』1巻
ma2さんの新刊。
18歳の女子高生が恋焦がれる33歳の用心棒。
確かに年の差はあるけど、10年後に28歳と43歳なら何の問題もない二人な気がする。
櫻井もなかなかべたべたとスキンシップするので、これじゃハナも脈ありだと思うよなぁ。
そして櫻井も本音はまんざらでもないんだろう・・・という絶妙な距離感が良いよね。
表紙の二人の体格差がツボ。
『コールドゲーム』9巻
もうほんっとうに面白いよね・・・和泉かねよし。
この人の漫画は、時間をおいて読むとびっくりする。
あけすけで大胆な本音と、繊細で真に迫る情緒の揺り戻しがすごすぎる。
言動だけみるとただのデリカシーのない雑な人間に見える人たちの
真剣さと一途さが染みる。この感覚は、他の漫画では味わえない。
剣と甲冑で戦う騎馬合戦はこの巻で終わり、つぎは王妃争いにストーリーが移りそう。
あ~・・・巻末では悲嘆か悲願かの一線を越えて、地獄だと言いながらケイさんあんたどうするんや。
『賭ケグルイ』18巻
夢子の過去編が終わり、会長選も終わって家畜制度が廃止されたかと思いきや、
今度は会長が・・・。
昨日の敵は今日の味方というか、
生死をかけるような白熱の争いが終わった後は意外にも遺恨なく付き合っている人が多いのが賭けグルイ世界観。
18巻も、とにかく絵がめちゃくちゃうまくて見惚れる。
あとがきで書いてあるようにNetflixで海外ドラマ化されるみたいなので楽しみ。
『おひとりさまホテル』3巻-4巻
良いなぁ!一話一話の日常のモヤモヤする断片と、非日常のホテルステイ、
最後には開放的な気分になれる構成が最高。
毎話のカタルシスがある。
ホテルだと、休館した山の上ホテルの回は特別な気分になって読んでいたし、
ホテル富貴には行ってみたいなぁ。