5月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:632
ナイス数:14

 

5月は3冊。

ずっと気がかりだった積読を読んだ一か月。

 

 

マリー・ロベール著、山本知子訳

『だったら哲学があるじゃない!』


日常の卑近な悩み事を、哲学者だったらこう答えるだろうと回答していく哲学入門書。 

お悩みの語り口がとてもポップ。 読みやすい。
読了日:05月28日

 

山田詠美『4 Unique Girls 特別なあなたへの招待状』


女性誌で連載されていたエッセイをまとめた一冊。 

ユニークな女であれ、と読者に喝を入れるでもなく、

20〜30代の女性が興味を持ちそうなトピックについて自由奔放に持論を展開してるね。 

山田詠美さんのエッセイは、語り口がお気楽で軽くて読みやすい。
読了日:05月19日

 

 

土井善晴『味つけはせんでええんです』


料理をすること、誰かの料理を食べることー手料理の意味を問うエッセイ集。 

料理を、人間らしさを維持する行為だと措定する信念には感銘を受けるなぁ。

食い意地や美食家的感覚とは一線を画す語り口で、

人間存在にとって料理をすることがいかに大切か、

生きていることと料理がいかに緊密に結びついているか、どの章を読んでいてもひしひしと感じる。 

一遍一遍をじっくりと時間をかけて味わいたい一冊。
読了日:05月05日