8月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:722
ナイス数:19
8月は12冊読了。
月初に読んだ本はなぜかページ数のメーターが回らなくて、
実際のページ数はもっと多い気がする。
横尾忠則、聞き手 糸井重里『YOKOO LIFE 横尾忠則の生活』
画家・横尾さんの心を糸井さんが聞き出す軽妙な対談集。
横尾さんの飄々としながら物事の本質を捉える視点にハッとさせられる。
それでいて聞き手の糸井さんの話術も巧みで恐れ入る。
横尾さんの突拍子もない発言がどんな軌道でやってこようが、上手に受け取って投げ返す。
え?どういうこと?と疑問が浮かぶような発言も、
ちゃんと意図が分かっているんだから糸井さんも天才。
横尾さんのアートの定義、絵画論は興味深い。
読了日:08月29日
kanata『ダマすプレゼンのしくみ』
文字が大きい。。。非常に文字が大きい!
種々のバイアスも列挙されているけれど、
プレゼンの勝ちパターン的なサムシングには触れられていない。
とても文字が大きい、本なの。
読了日:08月29日
松薗美帆、草野孔希『はじめてのUXリサーチ ユーザーとともに価値あるサービスを作り続けるために』
メルペイのUXリサーチを例にとって、UXリサーチを成功に導く道程が示されている。
UXリサーチの手法も専門的だけれど、
組織の中で周りを巻き込んでいく方法が綴られているのが実践的だと感じる。
調査設計などテクニカルな面に目を奪われがちだけど、
最初は一人でスモールスタートをして実績を出して徐々に理解を得てプロジェクトを軌道に乗せるという、
組織内の振る舞い方が実は一番大事なのかも。
読了日:08月28日
石原加受子『「とにかく優位に立ちたい人」を軽くかわすコツ』
優位に立ちたい人の行動原理には他者中心主義からくる劣等感が根底にあり、
自分の心を基準にする自分中心主義になりませんか?と問いかけるコミュニケーション教本。
自分中心主義になると外部評価を気にせず、相手の自由も認められるようになる。
良い意味で自分のことしか考えてない人はある意味お節介や指図はしないもんね。
自分の心を優先して、自由になる勇気を手に入れたい。
読了日:08月26日
多和田葉子『溶ける街 透ける路』
ドイツ在住歴20年以上の多和田さん。
2005年から2006年の間に訪れたヨーロッパやアメリカなど48の町を巡る手記。
ハンブルグを生活基盤とされているのでドイツの町が多いけれど、
ひゅるりと国境を超えて別の国へ赴く移動感覚はヨーロッパならではだなと思う。
初めて聞いた名前の町も多かった。
旅の真ん中に、言葉と人と本屋さんがあっていいな。 タイトルが秀逸。
読了日:08月21日
荒木健太郎『空のふしぎがすべてわかる! すごすぎる天気の図鑑』
雲や虹の実態に、ホウ!と感心することばかり。
専門用語は難しいけれど、解説は分かりやすい。
台風の予報円の真実にもびっくり!どんどん台風が大きくなるわけじゃないのね。
円の中に台風の中心が来る確率が70%か。そりゃ先になればなるほど進路が読みにくくなる。
読了日:08月20日
加藤公一レオ『100%確実に売上がアップする最強の仕組み』
2010年代の情報ではあるけど、熱量は確か。
通販における広告の立ち位置、EFOなどの言及が目に留まった。 大きな文字で読みやすい。
読了日:08月20日
佐藤愛子『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』
読者のことを考慮してか、非常に文字が大きい。
90代後半の現在では、憤怒に燃えるよりももう少し冷静に違和感を感じてらっしゃるみたい。
ただ、ラストの森喜朗の「女がいる会議」論争への見解は、賛同できない。
彼の私見を述べただけなのに反対意見を批判するなんて、という論調だけれど、
自分の発言を聞く人の気持ちを一切考えていなかった配慮の無さが問題なんですよ。
言わなくてもいいことをあえて言うのは、相手の気持ちを考えていないからでしょう。
この最後の章で、読む人のターゲットが定まった気がする。
読了日:08月14日
読書猿『独学大全』
学び方の学び本。
ベースは親父さんと無知くんのフランクな会話劇から、
学習の動機付け、独学の対象、独学パターン、継続のコツについての様々な解説へ移行する。
「文盲」はブンモウではなくモンモウと読むのか!?とこの本を読んでハッとした。
わたしも今日から2ミニッツ・スターターを始める!
分厚いフォルムがインテリっぽものへの憧れを刺激するね。
読了日:08月13日
ブレイディみかこ『他者の靴を履く』
著者の想定を超えて話題化した言葉「エンパシー」についてのアンサーを考察した一冊。
シンパシーとエンパシーの違い、エンパシーとは何か。
現実や書籍から例を取って、様々な角度からエンパシーを紐解く。
多様で問題の定義すら難しい世の中で、たくさんの人の感情や経験をどうやって受け止めて生きていけばいんだろう。
あなたとわたしの二人きりでも難しいのに、あなたがいっぱいいる世界でいろんな人の靴を履くのは難しい。
軽妙だけど、学術的な語り口。
読了日:08月13日
松井久子『疼くひと』
70歳、古希を迎えた女性の新たな恋愛というテーマは素晴らしい。
愛の当事者は自分たちの関係を美化しがちなもので、
傍からみると二人の関係は憧れの恋とは思えない。
高齢女性のチャレンジ的側面や葛藤を描いているのは分かる。
でも、沢渡に好感がまったく持てない。
沢渡の近づき方は、ファンぶっておきながら、
出会い系的な「性」のチラつかせ方をしている、かなり気味の悪いコミュニケーション。
相手が20代女性でも同じ近づき方をするのかな?しないでしょ、尊敬していると言いながら甘く見てるんだよ。
恋愛小説というより性愛小説。
読了日:08月09日
岡本純子『世界最高の話し方』
大きな文字で簡潔に内容がまとめられているビジネスマン向けコミュニケーション教本。
話の内容ではなくその時の気持ちを覚えているもの、か。
話す内容ではなく印象が残るのね。
確かに自分もそうか。
嫌なことを言われたということは覚えていても、内容を詳細に覚えているとは限らない。
相手の関心のある話題を受け容れやすいやすいように話すことを心がけよう。
13文字以内になるべく要約して伝えたい。
読了日:08月03日