『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(イギリス、アメリカ、2018年)
を観た。
前作で捕らえられたグリンデンバルドが輸送中に脱獄し、
ニュートはティナたちとともにグリンデンバルドの組織に迫るのだが・・・。
シリーズ二作目。
若き日のダンブルドア役にまさかのジュード・ロウ!ジュード・ロウ!
ジョニー・デップとジュード・ロウって、当代で一・二を争ういい男。
エディ・レッドメインも大好きだけれど、彼は現代的で繊細そうな雰囲気が魅力。
「ハリー・ポッター」シリーズが少年少女メインの学園ものだったのに対して、
ファンタビは世界を旅する魔法省のはぐれ者が主人公だし、キャストはほとんどが30代以降で
ぐっと行動範囲が広がっているのがいい。
前作の舞台はニューヨークだったけれど、今作の舞台はパリ。
ニュートの少年のような無邪気さと、そこはかとなく漂う気品が素敵。
クラシカルでお洒落だよね。だらしなさそうに見えて、スーツはいっつもぴしっときまってる。
ヒロイン役のキャサリン・ウォーターストンは長身でめちゃめちゃ小顔だね。髪型が可愛い。
CGで魅せる魔法界の世界観は、20世紀初頭のクラシカルな街並みと相俟って
幻想的なおとぎ話のようだ。
グリンデンバルドが脱獄するシーン、空を飛ぶのにベースは馬車なんだよね、
あえて馬車に乗らずとも魔法で次元を超えていけそうなもんだが。まさに絵本の情景。
テクノロジーのレベルは20世紀初頭なのに、100年後の現在のテクノロジーでも追いつけない
便利さがそこにはある。マホーっていいな。
ただ肝心のストーリーがどうでしょう。
クイニーの暴走があまりにも短絡的すぎるし、クリーデンスとナギニは何だったっけ?と
途中で混乱した。
グリンデンバルドがクリーデンスを追い求める理由は最後に明かされるけれど、
ファンタビ自体がファンサービス的なスピンオフだから、そりゃダンブルドアが目立つよね。
魔法界での地位が高い、最高の魔法使いの一人だから、お声がかかるのも仕様がないけれど。
ファンタスティック・ビーストの一種、カッパがグロテスクすぎてびっくりだよ!
いくらなんでも薄気味悪すぎるし、不衛生きわまりない。
なじみ深い河童とは別物だと思いたい。
一作目のほうが好き。
次はどの街へ行くのだろう。この時代、魔法が溶け込む日本の姿が気になるね。
