![]() |
白いリボン (字幕版)
300円
Amazon |
『白いリボン』(ドイツ、2009年)
を観た。
1910年代のドイツ北部の小さな村。
その村で、数々の事件が起こるのだが・・・。
ミヒャエル・ハネケがパルムドールを受賞した作品。
白黒で何となく観るのが躊躇われたけれど、2000年代の作品なんだよね。
技術ではなく、戦略的にモノクロームで描写される。
2000年代で全編モノクロってのも、なかなか玄人向けだよね。観るのためらわれる。
男爵が村人の半数の雇用者ってのも権力が集中しすぎているし、
貧乏でやたら子だくさんな小作人が多いのも、田舎の宿命。
数々の人為的な事件も、事故と片付ける類のものではなく、
明確に小さいサークルに所属する誰かの所業だって疑って生きるのは苦しみよね。
最初に被害者になったドクターの愛人に対する侮辱的な発言には、
わなわな震えるね。
好きじゃなくなっても。悪意を向けていない相手をここまでこき下ろす必要があるのかね。
最初から好きではなかったんだろうが、本心は言う必要がないでしょう。
怨恨ならまだしも、誰かの個人的な趣向で
痛めつけられたらかなわないよね。
村人の不安は、理由ある復讐説に終始する場合はまだ良い。
それを飛び越えちゃったら、とてつもない精神崩壊につながる?
モノクロームなのに、鮮烈に描かないで?
