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ナチュラルウーマン(字幕版)
406円
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『ナチュラルウーマン』(チリ、2017年)
を観た。
チリ・サンディアゴ。
夜はナイトクラブで歌手、昼はウェイトレスとして暮らす元男性のマリーナは、
恋人オルランドの突然死に立ち会うが・・・。
まさか『ナチュラルウーマン』というタイトルの作品を、松浦理英子以外で扱うことになろうとは!
着想も同じだし、LGBTQという題材も同じだしね。
『ナチュラルウーマン』のタイトルはもちろん、
かのアレサ・フランクリンの『A Natural Woman』から着想を得ている。
アレサ・フランクリンはこの間亡くなったけれど、
いつだっていつまでも色あせない名曲ですよ。素晴らしい。永遠に生き続ける名曲。
ことに、和訳の場面ではNatural Womanを自然な女性とは訳さない。
ありのままの自分、わたしという風にジェンダーを意識せずに訳す傾向がある。
単なるラブソングではなくて、もっと真に迫る愛へ開かれてゆく許しが表現されている気がする。
包容力のある声も、懐の深さを感じさせる歌詞もすべて好き。
あとで調べて知ったことだけれど、
マリーナ役のDaniela Vegaは実際のトランスジェンダーの歌手なのね。
確かにそうとう歌がうまくてびびった。
でも、女性なのに上半身裸にさせられるシーンが多くて辛かったろうな。
わたしは、裸のインパクトは男性も女性も同じくらいだと感じているし、
男性の上半身裸もなんだか複雑な気持ちになる。
放送コードでは女性はNGで、男性はOKな上半身裸だけれど、どちらも禁止されたらいいのにな。
ストーリーは苦しい帰結だけれど、
別にトランスジェンダーでなくても、愛人や再婚後の相手に神経質になる前妻コミュニティは
どこの世界にも存在するよね。
それがいっそう酷い形で見舞われた気もするけれど。
愛する人を失うのは、
誰だってつらい。
