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トランスアメリカ [DVD]
2,873円
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『トランスアメリカ』(アメリカ、2005年)
を観た。
トランスジェンダー(セックス)のブリーは、女性へとトランスするための最後の手術を目前に控えていた。
そんな折、かつて関係をもった女性の子どもで実の息子のトビーがニューヨークで拘留されているという情報が入ってくる。
トビーに父親であることを隠したまま、拘置されているニューヨークから地元へ連れて帰るロードムービー。
これはLGBTQ映画でも必見の傑作。
トビーはトランスジェンダーか男性が演じていると思いきや、なんと女優。
ブリーは女性として認識されているけれど、ふとした時に男性だと見抜かれる・・・という描写の違和感のなさが素晴らしい。
電話営業で得た賃金で、適合手術を行うブリー。
人生でもっとも緊張感のある過渡期に、息子と旅をする。
その息子だって実は素直だけれど、品行方正ではなく男娼として暮らしポルノ男優を目指している。
トビーの過去、今現在おかれている状況は悲惨かもしれないけれど、
トビー自身はまだ見ぬ父親に憧れていたり、可愛げがあって好感が持てる性格。
見た目も、美しい。
旅の道中で、ブリーは女性ではなくトランスジェンダーということが明らかになって、
図らずもブリーの実家で家族にカミングアウトすることになるけれど、この描写と構成も良い。
家族とのわだかまり、本人は知らないままでトビーを孫として愛するブリーの母親の描写が印象的だね。
極めつけは、
トビーがブリーに迫るシーン。
二人で狭い家でも一緒に暮らそうって彼なりのプロポーズが痛切。
親としての愛情をブリーはトビーに注いでいたつもりが、トビーにとってはそれは一個人としての愛情、
自分への掛け値なしの好意と受け止められも仕様がない。
再会したときに二人ともが夢をかなえているのが、いいよね。
ハンバーガーが印象的に出現する。
やっぱりアメリカだから?
食べたくなっちゃった。
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