『オズの魔法使い』(アメリカ、1939年)

 

を観た。

カンザスの農場に住むドロシーは、竜巻に家ごとさらわれ、

魔法の国オズに運ばれてしまう。

家に帰りたいドロシーは、オズの魔法使いに願いを叶えてもらうため旅に出るのだが・・・。

 

1930年代の映画ではあるけれど、カラー映画。

オズの色彩豊かな国の様子が、今観るとどこか不気味な印象を受けるね。

 

人によって色を変える馬は、赤や黄色に塗りたくられていて妙な気持ちになるし、

どうみてもオジサンにしか見えないライオン・・・というだけでも動揺するのに、

頭に赤いリボンを結わえて嬉しそうにしているところなんか、

禁忌の扉を開けてしまった気分。

 

メジャーなのにマニアックな、昔の特撮がもつ刺激的な暗さがある。

 

ドロシーは少女なのに、

仲間のブリキもカカシもライオンもみんな中年男性ってのもいかがなもんかな。

現実のカンザスに戻っても、彼らが友達ってなんだかね。

同世代の男の子はいないのかね。

 

Over The Rainbowは紛れもない永遠の名曲で、歌詞の日本語訳をまじまじと見て聞き惚れちゃう。