30歳女性と小学6年生の交流関係。
文学だと珍しくない結びつきだけれど、漫画ではそうとう思い切った構図。大人同士の恋愛と違って、家に泊まりにきても一線を越えるわけではない。大人が子どもを搾取するのではなく、お互いの柔らかい部分で繋がろうとしているところは好感が持てる。



5巻。
大きな決断をした沙羅双樹。
有終の美を飾って隠匿するも、分身のような睡蓮にも告げないというのは、沙羅双樹の覚悟や高潔さを感じさせる。



6巻。
沙羅双樹は男性として生きてきたから、男性の気持ちがわかるのではなく、聡いから目の前の人の考えていることが分かるだけだね。
失意のどん底の自分を見つけてくれたのは、やはり分身。



LINEマンガで連載中らしいけれど、出版は講談社みたい。電子書籍主体なんだね。
うーむ。
人間の描写、人物の配置が恋愛シミュレーションゲームっぽくてヒロインたちには都合が良い展開が続きそう。 


誰も懲りない誰も懲りない
1,080円
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私小説風だけれども、一人の人間の半生にしては矛盾が生じる箇所もある。
『お母さん二人いていいかな』が自伝だとすると、異なる人間関係もあるね。
陰湿で苦しい描写が相次ぐし、憎しみと強烈な愛情が入り混じる、生まれた家の家族たち。
憎しみを持ちながらも、相手の思考構造は理解できると冷静ぶるところが特に苦しい。

この巻の主役は脱獄王・白石。
彼がいかにして脱獄王と呼ばれるようになったのか。バッタバッタとなぎ倒し、向かう先は網走か。

折り紙使いの長男の子ども・つるぎちゃんに翻弄される康穂。
どこへ向かうストーリーなのか、謎が謎を読んで訳が分からぬ。



子ども向けバレエツアーという傍流で、挫折した天才を情熱の世界へと呼び戻した潤平。
やっぱりその巻き込み力は、主役を張るに相応しい。
中学生らしい分かりやすい誘惑に惹かれるところも愛すべき少年。



世代ドンピシャな『グッドモーニングコール』の続編。
連載から約20年?
大学生になったのに、まったく成長してない彼らに驚きだよね。
上原の魅力って男前でクールなとこ?30歳になったわたしにとって、ナオはもちろん上原の魅力すら分からん。