尾田栄一郎『ワンピース』88巻

を読んだ。
お菓子の島編も長くなりそう。
キャロットの変身が幻想的で美しい。
主要登場人物もゆうに500人を超え、もはや誰が誰だかコミックス発売のタイミングで読むと、毎度こんがらがる。
ゾロとロビンとフランキーはどこにいるんだったか…。
ルフィとカタクリの戦い…長い。
 
 
 
田村由美『7SEEDS 外伝』
を読んだ。
冒険を終え、佐渡で生きる彼らの日常。
逞しい若者の生命力に励まされる。
ナツのモノローグが良かった。
大人しいナツは、自己主張の激しい人をコワイと感じて避けてしまう。でも、観察していると、自己主張が強いということは一生懸命で真剣だということで、相手を勝手に値ぶみしてはいけない、と気付く。近付いてみないと本当はどんな人なのか分からない。
この作品は対照的なダブルヒロインの成長が一番の見どころだった、特にナツ。
最後の最後に、目印の仏像を掘った人々のエピソードを持ってくるところがニクイね。ここでちまきにやっとスポットが当たる。サバイバル空間に、芸術家は必要なのかって問いかけにも答えがある。新巻さんもずっと生きていて、ひばりに求婚されるがいい。
 
 
 
こもとも子『ごほうびごはん』1巻
を読んだ。
ごほうびって銘打ちながら、庶民派な料理が好感度抜群。
グルメを投資額で追及するタイプじゃなくて、等身大の食べること好きのための漫画。
外食よりも、自宅で工夫して味わうごほうびが、みみっちくも美味しそう。
 
 
 
コナリミサト『凪のお暇』1巻
を読んだ。
ゆるくてふわふわした絵柄とは反対に、リアルで痛快。
主人公の凪が苦しくなっちゃうのは、空気を読むからではなくて、
空気を読んでいるのにまったく周りと上手く付き合えていないからでしょう。不器用なんだよ。
他人の顔色を窺っているのがバレバレで、いつもビクビクしていたら、なめられちゃうよね。
要領が良くて、凪をうまくコントロールしようとする元彼だって別に、空気は読んでるよ。
そのうえで上手く立ち回る器用さがあるから、対人関係に成功しているだけ。
この元彼、凪を利用しようとしているだけかと思ったら、実は本当に好きみたいでそこは良かった。
相手を勝手に決めつけて、一歩引いてしまっていた凪が、
一歩踏み出して今まで関わりのなかったタイプとも交流していく姿がグー。
凪の行動にカタルシス。次も読もう。