『天才スピヴェット』 (フランス・カナダ、2012年)

 

を観た。

 

モンタナの牧場で暮らす10歳の少年T・S・スピヴェット。

身も心もカウボーイの父と昆虫博士の母とアイドルを目指す姉には天才科学者だと理解されずに暮らしている。

双子の弟の突然の死でさらにぽっかりと心に穴が空いてしまったT・Sは、権威ある発明の賞の授賞式に出席するため、ひとりでワシントンDCを目指し・・・。

ちびっこ科学者のロードムービー。(と言ったら、ちと違うかも)

 

 

監督は『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ。

画面を観ていると、色んな仕掛けがあって、絵本を読んでいるようでわくわくするね。

話自体は楽しいばかりじゃあないのだけれど。
 

弟の死によって、家族は歯車が噛み合わなくなって、ぎくしゃくする。

弟を死に至らしめ、家族を壊してしまったのは自分だという自責の念に駆られているT・S。

 

ひとりの(ふたりの?)冒険を通して、

弟の死についてやっと家族と話し合うことができて、家族とのわだかまりも解消される。

カタルシス。

 

 

もうとにかく主演T・S・スピヴェット役の男の子が可愛い。利発そうで綺麗な子。

こんなに小さいのに、宇宙くらいたっくさんの可能性を秘めていると思うと、神聖視しちゃう。

 

 

 

権威ある賞を受賞した発明品をゆりかごの動力にしているラストシーンは、とても心が温まる。

身近な誰かのための発明はみんなをハッピーにするね!