サワコの和 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

阿川佐和子 『サワコの和』


を読んだ。


阿川佐和子のエッセイ集。

タイトルと装丁でも読み取れるように、日本文化「和」に関する考察を中心にまとめられている。

アガワさんはアメリカに留学経験もあるし、

外側から見た日本という視点も持ち合わせているよね。


着物や日本料理、日本の伝統美や

四季の感じ方について、日常のふとした出来事から独自の見解が繰り広げられる。

このエッセイでもいろーんな問題を提起しているのね。

ピリピリイライラで終わらなくて、ちゃあんとオチがついているけれど!

面白いと思ったのは、

日本料理にはコースでもかつてはデザートが付かなかったこと。

コースの最後に書かれた「水菓子」とは果物であること。

理由として、日本料理は料理自体に砂糖を使い甘く味付けするからという見解があがっていた。

言われてみるとそうかもネ!


あと、日本の季節感について。

桜の季節に桜の柄を用いるのは野暮なこと。本物の桜の美しさにはかなわないから。とかね。

粋についての考察みたいね。




粋といえば、遠い日の記憶にこういうのを思い出しちゃう・・・。
(大学時代の課題図書のひとつ)

「いき」の構造 (講談社学術文庫)/講談社






あたしゃ和を乱す性質だけれど、日本文化は大好きよ!