『美女と野獣』(フランス、2014年)
を観た。
『美女と野獣』の実写映画ヴァージョン。
大まかなストーリーや勘所を観客がバッチリ押さえているという前提なんでしょうな。
ストーリーの背景にばかり力が注がれていて、猛烈なコレジャナイ感。
『美女と野獣』の物語の勘所は、
美女と野獣という、本来なら結びつくはずもない二人が、愛を育てていくという行程のはずで、
二人の関係が深まっていく過程を丁寧に描いて欲しかったの。
見た目や偏見を飛び越えて、お互いの心が触れ合っていく様が見たかったの。
この作品では、
ベルの家の没落の過程とか、野獣を守る森の巨人たちのダイナミックな闘争CGなんていう、
期待とはウラハラのギミックに注力されていて、
肝心の二人の関係の描き方が杜撰。
王子が野獣に変えられた理由も、
王子は悪くないし、なんだかなぁ。
ヴァンサン・カッセルのつるっとしたセクシーさが分かるようになってきた。最近。
期待とは違う。
それでも愉しみ方は、あるはずなのに?
