『ニュー・シネマ・パラダイス』(イタリア、1989年)
を観た。
ローマの映画監督サルヴァトーレが、映画とともにあった過ぎ去りし日を思い出す。
非常に人気のある、有名な映画だよねえ。
あらかた内容は知っていたのだけれど、まあ良くも悪くも、予想通りのストーリーの運び。
音楽が効果的で、
抒情的でノスタルジックな雰囲気を演出してるよねえ。
映像の粗さも、味があって佳いよ。
シチリアの風景は、のんびりと懐かしいようなところがあって、時が止まってしまっているみたい。
少年時代「トト」と呼ばれていた頃、たからものを入れた缶をベッドの下に置いておく、のなんて
まあ、なんとノスタルジイだわ!ステキ!
トトのおうちの食卓にパスタが並んでるのを見て、
「やっぱりパスタ食べるのね!」と、一番印象深かったって、秘密にしておいたほうがいいのかしらん。
『ブラウンバニー』(アメリカ、2003年)
を観た。
愛する女性、を求めながら、さまざまな女性との瞬間の出会いをしてゆくロードムービー。
台詞がほとんどなくて、説明的なシーンがないところで映像が流れていくんだけれども、
まあ退屈よねえ。
映像ぼやかしたり、色入れたりして、センチメンタルな気分を演出しようとしているんだけれども、
まあ冗慢よねえ。
それで、ラスト10分に、話が動き始めるのよねえ。
主人公の男性は、傷ついた風で、被害者ヅラしまくりなんだけれど、
まあ最低の、女の腐ったようなヤツよ。
主人公のナルシシズムが炸裂だなあ、といったところ。
連れ出す、か、閉じ籠める、か、あなたが決めてくれりゃあ、わたしは苦しまずに済むんだわ。
