ヒーロー不在の飯事-201109101351000.jpg


『メリンダとメリンダ』(アメリカ、2004年)

を観た。


同じシチュエーションから語られる、悲劇ヴァージョンと喜劇ヴァージョンの恋のゆくえ。

メリンダという女性がホームパーティに突然押し掛けてくる、という設定で
物語は拓かれていく。

悲劇ヴァージョンのメリンダと喜劇ヴァージョンのメリンダは別人という設定で、
役回りも性格なども違うが、同じ女優が演じる。

ふたつの物語に共通するのは彼女だけで、他の演者や舞台はまったく別
なのだけれども、二つの物語がクロスオーヴァーするようなキーアイテムやキーワードがあったりするので、
おっ!と印象的に画面を見つめることができる。

わたしはね、喜劇ヴァージョンがすき。
ただのばからしいラブコメといった風情で、安心できるから。

悲劇ヴァージョンは、陳腐でシリアスな展開が、面白みに欠ける。


ウディ・アレンの映画は、なんの気負いもなく観ることができるから、佳いねえ。















あなたが、それは仕様のないこと、だと云うのなら、わたしは仕様のない人ね、と云うべきなのよね。
わたしたちの遣り方で、結びついていましょうね。