ヒーロー不在の飯事-201010221852000.jpg


『食堂かたつむり』


を観た。

絵本みたいで、とてもかわいいお話。

洋服もレシピも食堂も、レトロでキッチュで、懐かしくってステキ!



『親指Pの修行時代』上巻 松浦理英子


を読んだ。


22歳女性の足の親指がある日突然ペニスになってしまう話、なんだけれども、

親指ペニスを自分の中でどのように受け止めるか、という私的で内省的なエピソードはほとんど描かれない。


この話の本質は、「親指がペニスになってしまった」という怪奇な現象そのものではないのである。

親指がペニスになったことによって、他者との関係が開かれ、

主人公・一実が「自己と他者との関係」に真剣に目を向けるようになっていくさまが描かれる。


緻密で計算つくされた描写によって、性的な描写も極めて客観的で、

すこし空々しいほど、他人事のように、言うなれば危機感が薄い、

ペニスなんていう即物的に性的なものを題材にしておきながら。


おもしろいなあ、下巻はあるのかなあ






今、ちょっとプライベートが、

なんとも言えない状況にあって、

ただ時間的な余裕はできたので、すこし骨を休めて、いる。