ドラマ『金田一少年の事件簿』第2シリーズ(日本、1996年)
を観た。
第1シリーズとスペシャルを観てからの第2シリーズ。
この第2シリーズもリアルタイムで小学2年生のときから30年ぶりの鑑賞。
第1シリーズとの比較
第一シリーズと比較すると、はじめと美雪が別行動をすることが多い。
裏事情でいうと当時あまりにも多忙だった堂本剛とともさかりえのスケジュールが合わないがための苦肉の策のようだけど、
事件現場で二人でいることはなくてもオープニングとエピローグでは二人そろっているし、
なぜか違和感がない。
あと、グロテスクな描写は第1シーズンからマシマシで、
顔をつぶされた遺体やバラバラ死体など、残酷な描写が目立つ。
当時小学2年生の私もこの作品を観ていたし、お茶の間で観られる限界のグロテスク表現。
縦横無尽なカメラはパワーアップしている。
「謎はすべて解けた!」付近の効果音とズームの組み合わせも第1シーズンから加速しており
堂本剛の右目のドアップで「解けた!」とカットが割られていたり、
墓場島のシーンでは、金田一の靴の裏から頭上までぐるっと一周するようなカットはどうやって取ったの?と
疑問を抱くくらい。
でもその個性的なカメラワークが作品世界の異様さを引き立てていて素敵なんだよね。
第2シリーズは学園で事件は起こらずオールロケ。
毎話に設定や舞台が異なって観ていて楽しいんだよね、やっぱり。
第2シーズンではなんと、クラスメイトの中で2人、連続殺人犯が出てしまう。
痛ましい過去があっての覚悟の復讐。高校生、これからの人生も長いのに不憫でならない。
ここからはエピソードごとの感想▼
※全話ネタバレありです。
第1話 悪魔組曲殺人事件
エー!役者もやってらっしゃったのね。
第2話・第3話 タロット山荘殺人事件
スペシャル『雪夜叉伝説殺人事件』で登場した速水玲香回。
玲香ちゃんの人生、辛すぎる。
遭難者としてたまたま山荘にたどり着いた辻という人物が
タロットカードが得意であり、謎に感じが良いのがちょっと面白い。
第4話 金田一少年の殺人
物部真理役で、若手タレント役の加藤貴子さんの声が高い。
伝言ゲームのように苗字を繋いでいくけど、
もし原稿のありかを隠蔽するだけなら、物部と金田一を殺害してジ・エンドでは?
物部がいなくなればその先の野中には辿りつかず暗号も解けないし、
真相を辿る一番手の金田一を泳がせておく必要もない気がする。
のちに松本潤版の金田一で美雪役をつとめる鈴木杏ちゃんが
瑞穂役で出演しているんだよね。可愛い。
第5話・第6話 怪盗紳士の殺人
この事件が一番印象的で好き。
本物の怪盗紳士と偽物の怪盗紳士それぞれが別の思惑で
事件現場に居合わす設定も好きだし、事件の鍵を握るラベンダー畑が美しすぎる。
美雪が沖縄旅行中で、電話ではじめを遠隔で援護するのもいいよね。
第7話 異人館ホテル殺人事件
なんと金田一はじめが盲腸で入院し、美雪が金田一はじめとして事件を解くことに。
かなり奇妙な設定なんだけど、不思議と違和感がない。
殺害方法で、やり投げの要領で先のとがった木の棒をエイッと投げて被害者に突き刺すんだけど、
いくらなんでも無茶だって。犯人はやり投げの選手ですか。
でも、金田一の世界はそういったツッコミを持ち込ませないほど演出や世界観が魅力的だよね。
第8話・第9話 墓場島殺人事件
この回でリアルタイム視聴していた小学校2年生の私は「ジセイノク」という日本語を覚えた。
今作も美雪はお留守番で、はじめが行方不明になったことで捜索するという役割があるため
はじめと美雪が別行動でも違和感はない。

そういえば、剣持警部の部下・向井って
名探偵コナンの神奈川県警・横溝重吾に激似じゃない?顔も、額のそり込みの形も何から何までそっくり。
確実にモデルにしてるよなぁ。


