東京へ向かう日は

やはりセンチメンタルなる

おばあちゃんには
「なして東京さ、いぐのやぁー」
(どうして東京に行くんだ)

と泣かれた


ローカル線で仙台駅まで向かう
ホームには高校の同級生数人が見送りに来てくれた

顧問の先生が滑り込みで見送りに来てくれた

これ❗と
ティッシュにくるんだ餞別をくれた
(女の、先生だったけどね)

列車の発車と共に
手を振りながらホームを走って来る同級生
「がんばってねぇ〜
      帰って来たら遊ぼうねぇ〜」
とか叫んでくれてたかな

仙台から先、新幹線に乗っても
涙が止まらなかった
母と一緒だったが、止めどなく流れた
上野駅近くまで


母が寮まで付き添ってくれた 

東京の歩き方がわからないので
母方の従姉に案内してもらい
寮まで行った                          


いよいよ、東京での生活が始まる