【それ行け、ポッポくん!】至福の時間 | 灘生がちっちゃかったころの話

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超進学校に通う灘生って、小さな時にはどんな子どもだったのか?

夜、お風呂から上がって、爪を整え、耳掃除と歯磨きを終えると、ポッポくんは好きな絵本を持って来て、ポッポ母の膝に座ります。

ポッポくんの眠る前のルーティン、読み聞かせの時間です。

読むのは1冊か2冊。

ポッポくんは、お風呂上がりのいい匂い。

黙って絵本に見入っています。

 

最初にそろえた絵本は、忘れもしないこの3冊。

 

「いないいないばあ」松谷みよ子/童心社

https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494001019

 

「にんじんさんがあかいわけ」松谷みよ子/童心社

https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494001118

 

「ふくろうのそめものや」松谷みよ子/童心社

https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494001156

 

「いないいないばあ」は、ポッポくんが角をかじっているうちに、よだれでベロベロになってしまい2冊目を買いました。「にんじんさん…」「ふくろうの…」には、思ったほど興味を持ってくれませんでした(笑)

小さな子でも好き嫌いがあるんですね。

 

ポッポくんのお気に入りは、ディック・ブルーナの「うさこちゃんの絵本」でした。 ポッポ母は「ミッフィー」が好きだったので、何冊も買いそろえました。

 

https://www.fukuinkan.co.jp/ninkimono/detail.php?id=5

 

カラフルな色彩とシンプルなストーリー。すぐに読み終えてしまうのでポッポくんが次から次へと持って来ます。

昼間は冊数制限なし。ストーリーの展開が淡々としているので、何冊も読み続けていると酔いそうになります(笑)。

 

読み終えた、うさこちゃんの絵本を、ポッポくんは、カードのように縦横に並べていきます。

白、赤、黄、緑、青……。表と裏をひっくり返したり、同じ色を並べたり。部屋いっぱいにズラリ。

こんな楽しみ方もあるのかと思ったものです。

 

 

ポッポくんが、とくに好きだった絵本を紹介しましょう。ほぼ、ポッポ母の趣味で選んだものです。

 

「ぐりとぐらの絵本」なかがわりえこ/福音館書店

https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1505

 

「パンやの くまさん」フィービ・ウォージントン/福音館書店

https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=141

 

「おやすみなさい おつきさま」

マーガレット・ワイズ・ブラウン/評論社

https://www.hyoronsha.co.jp/search/9784566002333/

 

「バムとケロのにちようび 」島田ゆか/文溪堂

https://common.bunkei.co.jp/books/3755.html

 

「せかいのこっきえほん」わらべきみか/ひさかたチャイルド

https://www.hisakata.co.jp/book/detail.asp?b=025082

 

毎晩、ポッポくんに絵本を読み聞かせるのは至福の時間でした。今でも思い出すと、お風呂上がりのポッポくんの匂いが鼻先に漂ってきます。

ママやパパの膝の上で絵本を読んでもらう時間は、小さな子どもにとっても、取って置きの時間だったのかもしれません。

そんな時間を積み重ねて、絵本も好きになっていくような気がします。

 

(国旗の絵本がお気に入り。ポッポくん、1歳5カ月の頃)