「灘中学受験アカデミア」

「灘中学受験アカデミア」

神戸市北区で中学受験のための塾をお探しなら、ぜひ「灘中学受験アカデミア」へお越しください。
「灘中学受験アカデミア」では詰め込み型の受験勉強で燃え尽きさせることなく、
将来につながる高い学力と豊かな個性を育みながら、夢の志望校合格を目指します。

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。一体何なんや、この台風は?夏の台風は迷走することが多いってことは昔から言われてきたことはいえ、東進し出してからもジョギングや自転車程度の速度でいつまでも関西地方から離れてくれん。勢力はだいぶ弱まったらしくて時折晴れ間も見えるような天気だけれど、降ったらいきなり大雨だったりするから夏期講習後の貴重な休みなのに外出もままならん。いいかげんとっとと過ぎ去ってくれんかなぁ。

 

台風といえば、中受理科の指導単元にも「日本の天気」があって、もちろん私(当塾代表)も長いこと教えているけれど、どうも最近は「教科書」通りのお天気とはいかないようで。まあ、教科書の記述が自分たちが習った頃とは異なっていることもあるから仕方ないのかも。例えば、昔は「日本を取り巻く気団は4つあって、大陸にあるのが『揚子江気団』で暖かく乾いており、主に春秋の天気に影響を与えます」だったのが、現在は「揚子江気団」という用語は基本的に扱わなくなっています。他の3つの気団よりも規模が小さいこと等が理由だそう。教える側としては「『暖冷=南北』×『乾湿=陸海』=4つの気団」というのが最もスッキリしていたのですが、単なる知識(気団の名前)ではなく、「暖冷=南北」「乾湿=陸海」を理解すればいいだけの話。何も考えないで丸暗記なんかしちゃダメですよ。

 

お天気以外でも、人体の消化関連で「グリセリン」が「モノグリセリド」に変わったとか、「腸液」を「腸壁の消化酵素」と扱うだとか、うっかりしていると子どもたちから「テキストに書いてあることとちが~う!」とやられかねません。もちろん新しい知見に伴ってアップグレードされている訳ですから、教える側だってしっかりアンテナを張っていなければいけませんね。「数十年に一度」の気象現象が毎年起きるようなので、そのうち今のお天気が「教科書」通りになってしまうかも。特に理科は要注意なんです。

 

尤も、最近はうるさい親御が多いとかで小学校の授業が随分とあっさりしている印象。「我が子の出来なさ」を棚に上げて何でも学校の先生のせいにされるんじゃ、先生だってそうするしかないわね。そのせいか、単元学習はおろか学年相当の計算や漢字すら覚束ない子が「普通」になってきているように思います。今流行りのタブレット学習でも結局最後は正解を教えてくれるようなので、「教科書」内容が理解できていなくても「取り敢えずやりましたけど何か?」で終わっているのではないでしょうか?

 

聞くところによると、かつては「学年より先のことをするのが当たり前」だったプリント塾でも、子どもに「学校に合わせてゆっくりやりたい人いますか?」と尋ねるのだそう。そうしたらほとんどの子が手を挙げて、いつまで経っても学校の進度にも追いつかない体たらくなんだとか。そりゃ、子どもに聞いたらそうなるわな。当塾?中学受験塾っすよ。宿題?いっぱい出るに決まってるじゃないですか。「教科書」通りにすらいかない子どもたちに、「教科書」レベル以上を求める中学受験ができる訳ないんですから。中学受験をしたいなら、まずは我が子がせめて「教科書」くらいは自力で理解できるくらいにはしておいてください。では、また。

 

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灘中学受験アカデミア

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