神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。ブログ「復活」第2弾として前回の続きを。私(当塾教室長)の知り合いに「算数のカリスマ」を自称していた塾講師がいました。もちろん自分の塾を立ち上げていました。「オレが授業中に扱った算数の問題が、今年の灘中で出題された!」「オレが著した問題集のあとがきを灘中の先生が書いてくれた!」「算数だけで中学受験は決まるんだ。オレの塾にはたくさんの受験生が集まってきているさ。」確かに中学受験算数には精通していたようです。「オレはこの腕一本で、中学受験の算数だけで食ってんだ!」これが口癖でした。確かに「できる子」にはぴったしカンカン(古ッ!<当塾代表)だったこともあったようで、合格実績として生徒の名前と学校名を教室いっぱいに貼り出していました。今から20年ほども前のことだったでしょうか。
この算数講師、「算数のカリスマ」と自称することで自分を鼓舞していました。過去形になっているのは、その塾や講師、今や跡形もないからです。なぜ?変化の多い受験産業のこと。そんな変化を内心では感じていてもそれを認められずに、相も変わらず「オレはすごいんだぞ!」とばっかり叫んでいるうち、気がつけば時代の荒波からもはや抜け出せなくなっていた…とでもしておきましょう。いつまでも「昔の名前で出ていたかった、出ていけるはず、出ていけるに違いない」と思っていたのでしょう。今もなお、YouTube等にはたくさんの「自称カリスマたち」がいますよね。どうぞお気をつけあそばせ。
元々「カリスマ」とは『人を惹き付ける能力を持っている人』くらいの意味でしょう。その人の魅力によって人々が惹き付けられ、ある種の催眠状態の中に陥る、まあ、1つの宗教の様なものでもあるといえましょうか。その「カリスマ」を自分で名乗る…多いですよね、塾業界の「自称カリスマ」。でも、真のカリスマなら「変化できること」これが大切なのではないでしょうか。だって、世界は、世の中は、常に変化していくものだからです。柔軟な思考力とある種の優しさ、そして変化を恐れず、変化できる真の若々しさを持っている。これが「真のカリスマである条件」のひとつなのではないでしょうか。
これが高校受験や大学受験の場合なら、受験生もある程度成熟していて、自ら判断がつき、自分で「講師たち」を選択することもできるでしょう。でも、中学受験の場合は小学生。まだまだ、自分の意思を持って行動できる子は稀でしょう。あなたのお子さんがお通いの塾や「いいね!」を連発してご覧になっているYouTubeの講師たち、確かに「楽しませて」くれるでしょう。親御さんたちも、子どもたちも。けれど、「時代遅れ」な情報なんかに振り回されてはいませんか?思考停止状態でただただ「ステキね~」と叫ぶだけの単なるミーハーになっていませんか?
お子さんは、特に中学受験の小学生には影響大きいですよ。「パパが気に入った先生だから」「ママが『よくわかる授業だったわよ。アナタもぜひ受けなさい。』って言ったから」親御さんたちの「信仰」はそのままお子さんの「信仰」いえ「崇拝」につながることもあります。「自称カリスマ」「エセカリスマ」がそんな受験生たちの「偶像崇拝」や「マインドコントロール」に繋がらないように。どうぞ「真のカリスマ」を見定める眼力をお持ちください。それこそが、中学受験に挑む子供たちへの親御さんたちができることのひとつではないでしょうか。合格発表で泣かないために。では、また。
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