2021灘中語句教材進捗④~慣用句編データベース改訂3日目~

 

 前回の続です。番号は、入る語句が完全に決まってから打つことにしました。なので全部④番になっています。「髪結いの乱れ髪」は、なじみがありませんが、灘の文章で取り上げられた語句なので、特別に入っています。また、灘で問われる語句は、形式の優先度として、「怒髪天を衝く」は極めて低く、「髪の毛を逆立てる」はそこそこ高いので、灘っぽい方を優先しています。同様に、「口利き」ではなく、「口を利く」です。心頭滅却は、その語自体は覚えなくていいと思いますが、曜日をうめる問題(この場合「火」)のように、一貫したテーマで出題されるとき、多少強引な問題が出る可能性もあるので、入れておきました。実際は消去法で推測すればいいのですが、とりあえず入れておきました。

 一応、体の一部が先頭に来る慣用句については、辞書にマーカーでチェックを入れながら照合しています。語の先頭に体の一部が来ないものは、全部読んで探さないとダメなので、あとまわしにしています。教材に入れるべきか判断に迷う語句は、出題頻度をや文章中での出現回数のような客観的なデータに、委ねることになります。たとえば、「頭が古い」は、いったん省きましたが、「頭が」まで与えられて例文の空所をうめる問題を作ったら、このレベルでも結構難度は高くなるので、また時間を置いてから判断します。今は、他の語との相対的な難度差が色眼鏡になっているので、パッとわからないです。「頭をしぼる」「頭をほぐす」なども同様のあつかいにしています。あるいは、「頭に来る」は、死語に近づいている気がするので、いったん省いて様子を見たりしています。こういうひとつひとつが自己満足なのですが、自己満足できるものを作るということは、大人になってしまうと、なかなか難しいものです。自己満足できるだけで、幸せなことです。

 

 

とにかく楽しすぎる。。。