2021年度 大谷中(一次B)
大問１：瀬尾まいこ『あと少し、もう少し』
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おなじみの出典。明確な心情変化が読み取れる場面なので、いろいろな学校で出題されました。瀬尾まいこは、この中学の系列校である大谷大学の卒業生です。
問題も堅実です。
大問二：小林快次『恐竜は滅んでいない』
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――オルニトミムスは獣脚類のオルニトミモサウルス類に属する比較的大型の恐竜で、大人になると全長四メートル近くになる。
硬派な恐竜の話です。こういう予備知識のない内容の文章を読むと、子どもの苦労がわかります。大人が文章をさっと理解できるのは、自分の知識を重ね合わせながら読んでいるからです。
こういうタイプの文章を読むときには、段落ごとの理解をきっちりと積み重ねていく、ロッククライミングのイメージが必要です。線部があれば、途中でその問題を解いても大丈夫です。設問は、迷子になっていないかを確認するためのものです。無理に通読しなくても大丈夫です。
大問三
A 意味をもとに漢字を書き取りする。
B 接続詞や副詞専用の文。