ビクトル・ユーゴー『レ・ミゼラブル』読書メモ③

 

ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 レ・ミゼラブル LES MISERABLES 第一部 ファンティーヌ (aozora.gr.jp)

 

第三編 一八一七年のこと

 

一 一八一七年

 1817年。たくさんの雑多なことが並んでいる。まともに読んだら挫折する可能性が高い。ここで登場した人物たち。

 

・アルトア伯爵…ノートルダム寺院に入ったのを見られたそうだ。

・アルノー…もはや機才を有せず。

・アルランクール…えせマルシャンジー。

・アングーレーム公爵…1814年にボル市長になった。えらい海軍提督。

・ヴォーブラン氏…アカデミー会員となることができないでいた。

・エドモン・ジェロー…サン・タヴェルの隠士を歌った歌詞をつくった。

・オドリー…1817年にまだ世に出ていなかった人物。

・オマオニー…のちの「海辺の陰謀」の芽をつくっている。

・カニュエル…のちの「海辺の陰謀」の芽をつくっている。

・カルノー…もはや誠実を有せず。

・カルボンノー…王権を堅固にするために処刑された人物。

・カロン師…神学校生徒の集会で、フェリシテ・ロベールを称賛。

・キュヴィエ…化石を創世記の原文と比べたりした。

・キュネー・ド・モンタルロ…賛否両論あった。

・クレール・ダルブ…傑作の書物を書いた。

・グレゴアール師…破廉恥なるグレゴアールの状態にあった。

・クローゼル・ド・クーセルグ氏…クローゼル・ド・モンタル氏と離反。

・クローゼル・ド・モンタル氏…クローゼル・ド・クーセルグ氏と離反。

・コタン夫人…当時の第一流の作家。

・サキー夫人…フォリオゾの後を継いだ人物。

・サスネー侯爵夫人…パエル氏が

・サン・シモン…世にまだ知られていない。壮大な夢想を築きかけていた。

・ジェリコー…二等艦メデューズ号に関して名を挙げた人物。

・シャール・ノディエ…テレーズ・オーベルを書いた。

・シャール・ロアゾン氏…本世紀を通じての天才であるという世評。うらやむ人々からは誹謗もされる。「いかにロアゾン飛ぶとても、足あることを人は知る。」

・シャルト…タバコ入れで世間の評判になる。

・ショーマレー…二等艦メデューズ号に関して不名誉を受けた人物。

・スールト…もはや戦勝をもたらさず。

・セルヴ大佐…エジプトに赴いた人。

・ダヴィッド…もはや才能を有せず。

・ダヴィッド・ダンジェ…熱心に大理石をいじくっていた。

・タルマ…批評は、タルマよりラフォンをほめた。

・タレーラン…侍従長。にんまり。

・デューラー公爵夫人…禁書ウーリカを友人に読んで聞かせている。

・デュビュイトラン…レカミエとイエス・キリストの神性について議論し、なぐりあった。

・デュフール大尉…のちに将軍となる。スイスとフランスの間にダップ渓谷の争議が始まるきっかけとなる。

・トゥーケ…ヴォルテール本で世間の評判を得る。

・ドウトン…池に自分の兄弟の首を投げ込んだ。

・ドゥラロー氏…1817年に頭角を現した人物。

・ドカーズ氏…ある程度自由主義の精神を持っている。

・ド・サラベリー氏…不平をいだいていた。

・ド・シャブドレーヌ…のちの「海辺の陰謀」の芽をつくっている。

・ド・トランクラーグ氏…まじめな人たちが、トランクラーグ氏はどうするだろうかと考えていた。

・ド・パン…アマジーの大司教。

・ド・フェレズ氏…Aと署名した。

・ドラヴェルドリー…トロゴフと接する。

・ドラヴォー氏…警察長に望まれていた。

・トレロン…王権を堅固にするために処刑された人物。

・トロゴフ…ドラヴェルドリーと接する。

・バイロン卿…世に現れ始めていた。

・パエル氏…アグネーズの作者。小さな演奏会を指導。

・バコー…右党の領袖が、バコーに書き送らなければならないと言った。

・パヴー…革命家。

・ピエー氏…王政を強固にするための集会を開く。

・ピカール…喜劇作家。

・ビゴティニ嬢…1817年に有名だった踊り手。

・ピロルジュ氏…シャトーブリアンの秘書。

・ファブヴィエ…乱を好む徒。

・フーリエ…有名ではあるが、のちに世に忘れられてしまう。

・フエーシュ…枢機官。辞職を拒んだ。既出。

・フェリシテ・ロベール…のちにラムネーとなる。一牧師。

・フォリオゾ…サキー夫人がそのあとをついだ。

・フランコニ…曲馬団を主催。広告が物議をかもした。

・フランソア・ド・ヌーシャトー氏…ジャガイモ研究家。

・ブリューヘル…橋を爆発させるために火薬坑を穿った。

・ブリュギエール・ド・ソルソン氏…1817年に高名だった人物。

・プレーニエ…王権を堅固にするために処刑された人物。

・ベラール氏…雄弁な検事。

・ベリー公爵…シシリアの王女と幼くして結婚。

・ペルグリニ…1817年に有名だった歌手。

・ポティエ…1817年に名声を得ていた人物。

・ホフマン氏…Zと署名した。

・マダム・ド・スタール…1816年に亡くなる。

・マチュラン・ブリュノー…ルイ18世の心配の種。

・マルシャンジー…えせシャトーブリアン。

・マルス嬢…舞台を親衛兵に邪魔される。

・マレ・カデル…傑作の書物を書いた。

・メシエ…天文学者。

・ラフォン…タルマよりラフォンを批評はほめた。

・ランク伯爵…ボルドー市長だったが、アングーレーム公爵に与えて、上院議員になった。

・ルイ師…大蔵大臣。にんまり。

・ルイ18世…1817年に、治世22年と称した。

・レカミエ…デュビュイトランとイエス・キリストの神性について議論し、殴り合った。

・ロアイエ・コラール氏…「の状態に陥る」という新語法を生み出した。

 

※彼は今後の物語に一切かかわりません。