豊中校担当の杉谷です。
灘学習院では３月より新年度をスタートしておりますが、世間では４月から新年度となります。通勤時には駅で定期券を求める人の列を目にしたり、またテレビ番組では出演者が変わったりとまた新しい時間がスタートするのかと思うと期待と不安とでなんともいえない気持ちになります。
そんな期待と不安をたくさん抱いて迎えるのが入学式や入園式ではないかと思います。
「私にもこんな時代があったのかなぁ…」
なんて思いながら、親子で式へ向かう様子を見ているとこれから大変なこともあるだろうけど、ぜひ明るく楽しく過ごしてほしい、と願っています。
そんな入学式そして入園式の思い出としては、満開のサクラのもと、式を迎え、そしてその満開のサクラのもとで記念写真を撮る、というのが過去にはみなさん経験があるのではと思います。
こんなイメージではないでしょうか？
ですが、昨今の地球温暖化の影響からかサクラの開花時期が早くなりつつあり、そして満開を迎えるのも入学式時期より早くなってきてしまっています。
こちらは我が家の近所のサクラ並木で、撮影したのが５日の昼。なんとか持ちこたえていますが、入学式の日程によっては６日から昨日にかけての大雨もあり、かなり散ってしまっているかもしれません…
「サクラとの記念撮影が…」
となってしまいそうですが、天気のこともあり、近年よく行われているというのが、入学式の記念撮影の「前撮り」なるものです。
サクラが満開のうちに…そして、いい天気のうちに…ということで、入学式当日と同じ衣装で満開のサクラのもとで、先に撮影だけしておこうというものです。
なるほど…とテレビで知って思ったのですが、先日、新中１生に前撮りをしたかと聞いてみたところ、半分の子が手をあげていました。私が知るのが遅かっただけで、結構広まっているようです。
ただ、やはり式の当日に撮ってこそじゃないか…なんて思いもありますので、キレイなサクラもいいですが、そのときのことを思い出せる、少し葉っぱが目立つサクラもまたいいのかなと思います。どちらにしても彼らにとっていい思い出になってもらえたらと思います。
相変わらずの前置きの長さとなりましたが、今週の火曜日、まだサクラは十分に咲いており、天気も花見にいい感じの気候の中、豊中校の子たちはサクラを気にすることなく、思考の授業で算数の問題に取り組みました。
小学生思考Ⅱのクラスの様子ですが、スタートして１ヶ月、問題に向き合うことができる時間が長くなり、成長を感じることができたので、思わず写真を撮ってしまいました。
この日は私から彼らに発破をかけることもなく、彼らはずっと問題に向き合うことができていました
ほとんどの子は昨年は思考Ⅰクラスでしたが、その頃はなかなか時間中すべての時間を問題に集中するのは難しく、私から声をかける機会も多くなっていましたが、昨年頑張ってきたことが少しずつそれぞれ自分のものにしてくれているようです
もちろん、彼らはまだまだできるはずです。今のレベルで満足することなく、昨年までの自分たちと比べ、自身の成長を感じてくれたなら、もう一段、二段とギアを上げていくこともできるでしょう。
そしてなにより、みんなが塾に来るときの足取りがとてもいいです
後ろ向きな、いやいや来ている感じがないのも印象的です
後ろ向きな、いやいや来ている感じがないのも印象的です勉強していれば、また灘学習院での難題にあたれば辛いこともあるでしょうが、それも含め前向きに取り組めていることが素晴らしいです。
新年度は始まったばかりで、サクラの季節が終わったに過ぎないので、まだまだ一年は長いですが、今のまま頑張ることを続けていけば、必ずや力と変わっていくでしょう。君たちの力はこれから満開を迎えるはずですよ
彼らの頑張りを引き続き応援していきます。
ぜひご家庭でもあたたかく見守ってあげてください