PRIDE

作詞作曲:飛鳥涼



思うようには いかないもんだな
呟きながら階段を登る
夜明けのドアへたどり着いたら
昨日のニュースと手紙があった

折れた体をベッドに投げ込んで
君の別れを何度も見つめてた 

伝えられない事ばかりが
悲しみの顔で駆け抜けてく
心の鍵を壊されても
失くせないものがある 
PRIDE

光の糸は レースの向こうに
誰かの影を運んできたよ
優しい気持ちで目を細めた時
手を差し伸べるマリアが見えた

何が真実か分からない時がある
夢に乗り込んで傷ついて知る事

誰も知らない涙の跡
抱きしめ損ねた恋や夢や
思い上がりと笑われても
譲れないものがある 
PRIDE  

僕は歩く 穏やかな愛で
白い窓辺に両手を広げた

伝えられない事ばかりが
悲しみの顔で駆け抜けてく
心の鍵を壊されても
失くせないものがある

誰も知らない涙の跡
抱きしめ損ねた恋や夢や
思い上がりと笑われても
譲れないものがある 
PRIDE


【補足】

1989年にCHAGE and ASKAがデビュー10周年にリリースした楽曲。

私はCHAGE and ASKAの中でも特に大好きな曲です〜


「SAY YES」や「YAH YAH YAH」などの代表曲が1991年なのでその前リリースされた曲なのですが、ファンの間では不動の人気を誇っている曲です。


飛鳥涼さんが復帰する時にセルフカバーしたことでも話題を呼びました。


ご本人曰く、

『いつも思うんですけど、優れた音楽には、大体”お前はこれでいいんだ”という肯定と”お前はこれでいいのか?”という問いかけの両方があるんですよね。

この曲はまさにそうで、日常生活というある意味共鳴や共感から入って、最終的に”お前にプライドはあるのか?”という問いかけで終わる。
そのうえで、”俺のプライドはこれだ”という意思表明でもあるんです。』

とのこと。


自分の生き方が笑われても良い、これが自分の生き方であると胸をはって言えるよう奮い立たせてくれる1曲です。


PRIDE/CHAGE&ASKA



カバー画像:PHOTO AC