ひとかけらの勇気

作詞:Nan Knighton

作曲:Frank Wildhorn



どうしてだろう この世の中に

欺瞞と不正 溢れている
人が自由に 歓び分かち
愛し合える至福の日は来るだろうか

とつ国に嵐吹き荒れても
僕は見逃しはしない
ひとかけらの勇気が
僕にあるかぎり

どうすればいい この世界から
争いの炎 消えはしない
人が築いた 心の壁を
打ち砕きとき放つ その日はいつか

強い力 立ちふさがろうと
僕はあきらめはしない
ひとかけらの勇気が
僕にある限り

登れない山 渡れない川
数多の障壁 乗り越えて

たとえこの身 傷つこうとも
僕はゆく 君のために
ひとかけらの勇気が 
僕にあるかぎり



【補足】

ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」の中に登場する曲です。

舞台はフランス革命最中の1794年、元貴族達が無実の罪で処刑されていく中、イギリス貴族パーシー・ブレイクニーが組織する「スカーレット・ピンパーネル」が立ち上がる。


多くの困難に立ち向かっていく主人公たちの姿を描いたこの作品は人気が高く、日本では宝塚歌劇団をはじめ、石丸幹二さん主演のバージョンもあります。


私は石丸幹二さんの方を先に聞いていたのですが、宝塚歌劇団初演の安蘭けいさんのバージョンもとてもかっこいいです♪



ひとかけらの勇気/石丸幹二



カバー画像:PHOTO AC