みずいろの雨

作詞:三浦 徳子

作曲:八神 純子



ああ みずいろの雨
私の肩を抱いて つつんで
降り続くの・・・
ああ くずれてしまえ
あとかたもなく 流されてゆく
愛のかたち

やさしい人ね あなたって人は
見ないふりしていたの 私のあやまち
ひとときの気まぐれ 通りすぎるまで
忘れてよ 忘れてよ

愛したことなど

ああ みずいろの雨
私の肩を抱いて つつんで
降り続くの
ああ 忘れてしまえ
あとかたもなく 流されてゆく
愛のかたち

とがめる言葉なら 素直に聞けたわ
ほほえんでいただけの なつかしい日々
傷ついたその分 淋しい目をしてた
もどれない もどれない

あの日の二人には


ああ みずいろの雨
私の肩を抱いて つつんで
降り続くの・・・
ああ くずれてしまえ
あとかたもなく 流されてゆく
愛のかたち



【補足】

1978年にリリースされた、昭和歌謡を代表する1曲で、八神純子さんの最大のヒット曲です。


この曲を作詞した三浦徳子さんと、編曲をした大村雅朗さんにとってはそれぞれの出世作となりました。


彼女の方が恋の過ちをおかしてしまい、彼はそれを優しさから見ないふりをしていた、

けれどいっその事怒ってくれていたら、素直に謝ることも出来たのにそれもできなくなってしまった…

彼女の方から結局は別れを切り出してしまったんですかね


雨とともに今までの愛した記憶も、後悔も全て流れてしまって、忘れさせて欲しい


という女心を、八神純子さんの高い歌唱力で歌い上げています。



みずいろの雨/八神純子



カバー画像:PHOTO AC