先週末と言っても我が家の週末は日曜日です音符旦那様が飲みに行くというので私は留守番ですラブ

でも~好きなテレビとパソコン使いたい放題なのでそれもたまにはいいのですOK

なのでひかりTVで久しぶりにビデオ観る事にしましたパソコン

何にしようかな~と迷って「英国王のスピーチ」を観ましたパソコン前に観た事あるのですがなんだか

あまり良く覚えていなくて初めて観るような感覚でしたてへ

主役はイギリスの俳優「コリン・ファース」です!!以前に私の大好きな気分転換用の映画

「ブリジット・ジョーンズの日記」「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12カ月」に

主人公の恋人役で出演していました!!「恋に落ちたシェイクスピア」も好きでしたがその作品にも

出演していたようでしたがその時は興味がなくわかりませんでした涙評価の高い俳優さんでたくさん

作品に出演していますスマイル


1934年大英帝国博覧会閉会式で国王ジョージ5世からスピーチの代理を任される事になったヨーク公アルバート王子は、エりザべス妃に見守られながら演説を行うが吃音症のために聞いていた聴衆をガッカリさせる結果になってしまう。

その頃の言語障害の治療法としてビー玉を温めて口にめいっぱい入れ、発音の練習をさせる場面があるのだが真剣な治療士と本人なのだが当然のように、口が動かせる訳もなくヨーク公は怒りだしてしまうのですが、可哀想なはずなのにおかしくて吹き出してしまいましたキャハハだって今ならそんな事真剣にするはずはないですから笑

悩めるヨーク公のためにオーストラリア出身の言語療法士ライオネル・ローグのオフィスを訪ねるエリザベス。そして嫌がるヨーク公をローグの元へ連れて行く事に。

ローグは第一次世界大戦で話す事が出来なくなった者たちに独自の方法で治療を行いその成果をあげてきた実績があり、ヨーク公に対しても独自の治療法をする。王室にならえばあだ名で呼ぶ事は大変失礼だと私でも思うけれど、ローグはヨーク公をバーティと呼び自分をライオネルと呼ぶようにと。

反発するヨーク公。1シリングを賭けて大音量の中ヘッドホンを着け「ハムレット」の朗読をさせるが、途中で腹を立て出て行こうとするヨーク公に録音した(蓄音機)レコードを渡す。

日本にも皇室があるので民間人の所へ護衛も付けずに出掛けるなんて事が考えられない事は容易に想像はつきますよね。でも父王のジョージ5世は老齢で兄のデイビッド王子は家庭のある夫人との恋愛で頭がいっぱい。父王の期待はヨーク公へと向かう。そして政情に景気の悪化で王室の権威を守るにはどうしても吃音を治す必要があった。この頃ロシアとナチスドイツの台頭でいつ戦争になるかわからない状態のヨーロッパ諸国にあって、イギリスの立場は複雑なものだった。いざ戦争ともなれば王室は民衆の士気を高めるため絶対的なリーダーシップを示さなくてはならない。ヨーク公はヒットラーの民衆を飲みこんでいくような演説を聞き尚更感じたのだろう。



王室へ戻りレコードを聴いたヨーク公は自分が読み上げているハムレットとローグとの会話を聞き流暢に話す自分に驚く。それからローグの元を訪れ、口の筋肉の緊張をほぐす運動や呼吸や発声の練習に通う事に。吃音症の原因は小さい頃に3年ものあいだ乳母からの虐めにあい誰にも言う事ができずに辛い思いを押し殺してきた過去にあったが、それをローグに話し互いに友情が芽生える。友情とはお互いの信頼があって芽生えるもので、地位や権威は関係ないのかもしれませんね。お互いを尊敬する気持から生まれるのですよね。


しかしイギリスでもそんな可哀想な事があったのですね。皇室でも美智子さまは大変に辛い思いをされたと聞きますが一般人じゃあなくても、そんな事実があった事はビックリしました。



この後ジョージ5世が逝去し、兄デイビッドがエドワード8世として即位しますが、相変わらずの破天荒ぶりに国民にも醜聞が知られるところとなり、離婚歴のある女性と結婚は許されない王は退位する事に。


ヨーク公はジョージ6世として戴冠式を迎える。ローグに挑発され大きな声で怒鳴るヨーク公は自分が喝絶に話せる事に驚く。今まで努力してきた成果が出た事に本人が一番驚いたようです。


その後ドイツのポーランド侵攻によりドイツに対して宣戦布告。第二次世界大戦が始まる。ジョージ6世は大英帝国全土に対しての緊急演説を行う。ローグが呼ばれ練習をする二人。二人きりの録音室でジョージ6世は完ぺきな演説をした。そしてバルコニーで民衆へ手を振るジョージ6世と見守るローグ。「Wの発音が良くなかった」と言うローグに「私が話してると判る<だろう」と言うジョージ6世。ジョージ6世は民間人だけが与えられる勲章をローグに与え、その友情は生涯続いたそうです。友達が出来るのが難しい世界で、唯一心を許せる存在だったのでは無いのでしょうか。ローグの書いていた日記が死後公開されて二人の友情の物語がこの映画を制作する事に繋がったようです。実際にはもっと早い時期にヨーク公とローグは知り合っていたようです。


色々と調べてから思い返してみると映画の途中ヨーク公が怒りローグから離れて去っていく場面はとても切なく寂しそうな姿が印象的でしたね~ううっ...

またその後ヨーク公がエリザベスと共にローグの自宅を訪ね ローグの奥さんが尊敬の温かいまなざしで二人を見つめるシーンが私達が皇室の方を見るのと同じなのだろうな~と思いましたキラキラ




エリザベスのヘレナ・ボナム=カーターはアリス・イン・ワンダーランドで赤の女王役に出演しています。ちょっと快活なイメージなので少し柔らかさには欠ける気がしましたが、内気で謙虚なヨーク公の奥さんには丁度良いのかなぁうえ

主役のコリン・ファースはイギリス人の紳士的なイメージは良かったでしょうかWハート実際のヨーク公はもっと小さい人だったようです。一国の王になるには良い人過ぎて可哀想ですね~可哀想なんですがなんだか笑えちゃう場面が結構あったです。たばこを吸った方が喉に良いとか

え~!!な事もたくさんありましたね~笑イライラするのでやたらとたばこを吸うシーンがあるのですがローグに体に悪いと止められてしまいますガーン禁煙ってなかなか出来ないのが普通だからあんなにイライラしていたら余計に吸いたくなるのかな~niyaちなみに私も旦那様もたばこは吸いませんね~じゅる・・

誰でもコンプレックスはあるけれど国民がみんな知っていたら恐ろしいですよね~涙知られないようにしたいのがコンプレックスですよね涙

チャーチルがなんだか笑えちゃいましたが、実際にはエドワードを担いでいたらしいですよね叫び

ヨーク公は男に生まれた事を後悔していたかもしれませんね~でも真面目な性格だからエドワードのようには出来ずに、期待にこたえようと努力する姿が可哀想でもあり可笑しくもありでしたねラブ<
ローグ役のジェフリー・ラッシュは多分皆さんよく知っている「パイレーツ・オブ・カリビアン」ドクロ<のバルボッサ船長でした。随分とイメージが違いますが「恋に落ちたシェイクスピア」ではコリン・ファースと共演しています。オーストラリア人でエミー賞・ゴールデングローブ賞・アカデミー賞など数々の受賞歴があり幅広い演技のできる名優です音符


そしてコリン・ファースもこの「英国王のスピーチ」でゴールデングローブ賞主演男優賞・アカデミー賞主演男優賞を受賞していますおしまい