最近知った話題。


「医療的ケア児・者」の母親らが働く飲食店「カフェ・ドゥ・チルミル」が30日、仙台市泉区西田中の障害福祉サービス複合施設「コクーン西田中イースト」内にオープンする。(河北新報より)


34年間の教員生活は特別支援教育に力を入れ

医療的ケア児の担任も長く勉強しました。

実際に経鼻からの注入などの医療的ケアも実践してきました。

(昔、宮城方式で病院実習や医師や看護師さんからの研修、保護者からの認定を受け、県教育長からの認定証を受け看護師と実践していました。)

医ケア児の親御さんの思いや苦労はもちろん

取り巻く支援者達の存在も含めて理解し

微力ながら頑張ってきたつもりです。


医ケア児の療育はお母さん中心になりがち。

以前は保護者控室に下校まで待機して大変でした。

今は学校に職員として看護師さんがいて下さるので

安心して子供から離れ、仕事を持つお母さん達も増えています。

でも、子供が体調を崩すと長く休まざるを得なくて

苦労される姿も見てきました。

他のきょうだい児のケアも大切です。


この記事を見て

「なるほど!そういうアイデアがあったかーびっくり

と、ワクワクしました。

同僚同士がお互いの状況を理解できるし

同じ施設で子供たち(成人した方も)はケアを受けられる。

家庭や学校以外の世界を広げています。


普段子供たちは、いろいろなサポートがありますが

(完全ではないけど)

まわりの家族となるとサポートはなかなか...。

(私のような癌患者家族も、時々取り残されてる感に辛くなるのと同じような気がする。)


でも!でも!!

カフェ・ドゥ・チルミルで働いている方の笑顔!

素敵でキラキラ輝いていました。

この形態の事業が、広がっていくといいなぁと

思います。

我が家とは反対方向ですが

チャンスがあれば行ってみたいですおねがい