こんにちは、なこばぁばです。
今回は、なこと暮らし始めて、一番怖かった出来事について書きます。
それは、今でも思い出すと胸が苦しくなりますが、なこがアナフィラキシーショックを起こし、「もしかしてこのまま…」と命の危険を感じた日のことです。
■ 突然の異変
その日は、19時頃に療法食と一緒に、月に一度のノミ・ダニ・フィラリア予防薬を与えました。
5時間ほど経った深夜になっても、なこがなかなか寝ないので、飼い主用の羽毛布団の中で添い寝をしていたところ急に暴れ出し、仕事机の下に移動して嘔吐しました。
そして、トイレではない場所で失禁と脱糞をしてしまい、口を開けて舌を出しハァハァと苦しそうな荒い呼吸を繰り返した際に、一瞬、なこの舌が青白く見えたので、
「これはただ事ではない!」と感じ、家族に夜間救急の動物病院への連絡とタクシーの手配を頼みました。
その後、なこは布団に倒れ込み、さらに2回嘔吐したあと、意識はあるもののグッタリとして動かなくなりました。
■ 命の危険を感じた瞬間
今まで見たことのないなこの様子に頭の中が真っ白になり、何をどうすればいいか分からないながらも、診察時に獣医師に見てもらうために動画を撮りました。
なこの吐き気が少し落ち着いたときに動物病院に行く支度を済ませましたが、
深夜だったためタクシー会社に電話が繋がらず、終電で大きな駅までタクシーを呼びに行ってくれた家族から「タクシーが捕まらない!」と連絡が入ったときに、初めて命の危険を感じました。
なこの体を撫でながら、「大丈夫だよ!」と声を掛けることしかできなかった、あの無力感は今も忘れられません。
■ 原因ははっきりしないまま
夜間救急の動物病院へ到着したときは、最初の嘔吐から1時間以上経過していましたが、獣医さんたちが迅速に処置をしてくださったお陰で、なこは一命を取りとめました。
検査でアナフィラキシーショックと診断されましたが、原因は特定できませんと言われました。
点滴を受けながら半日入院をさせていただき、退院したその足でかかりつけの動物病院になこを連れて行き、検査データをお渡しして症状発症時の状況をお伝えしましたが、やはり原因は特定できませんでした。
■ 後から気づいたこと
後日、今後のためにアナフィラキシーショックの原因を自分で調べていく中で、思い当たることが2つありました。
🔴1つ目は、療法食とノミ・ダニ・フィラリア予防薬を同時に与えたことです。
ノミ・ダニ・フィラリア予防薬に関して、「食物アレルギーがある犬の場合、ノミ・ダニ・フィラリア予防薬で、ごく稀にアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。」という注意書きを見つけました。
なこは、食物アレルギーで療法食しか食べれないので、ミートフレーバーチュアブル錠のノミ・ダニ・フィラリア予防薬を、月に一度のお楽しみのオヤツとして、療法食とは時間を空けて与えていました。
そのため、これまでは、たまたま問題なく過ごせていただけで、今回、療法食と予防薬を同時に与えてしまったことで、食べ合わせや何らかの状況でアレルギー反応のリスクが高まり、アナフィラキシーショックを発症したのではないかと推測しました。
🔴2つ目は、2年ほど使用した羽毛布団の中で寝させたことです。
この日は仕事が終わらず、なこにどうしても早く寝てもらいたかったので、普段は入れることのない羽毛布団の中で寝かしつけてしまいました。
最初に嘔吐する直前まで羽毛布団の中にいたので、これがダニアレルギーを引き起こす原因になったのではないかと推測しました。
■ アナフィラキシーショック以降、変えたこと
アナフィラキシーショックの原因として推測した「療法食と予防薬を同時に与えたこと」と「羽毛布団の中で寝させたこと」に関して、かかりつけの獣医師にお聞きしたところ、
両方ともアナフィラキシーショックの原因となる可能性があるとの回答だったので、再発防止のために対処方法をご相談しました。
🔴1つ目の、療法食とノミ・ダニ・フィラリア予防薬を同時に与えたことに関しては、療法食はそのままで、
ノミ・ダニ予防薬は、背中の皮膚に直接滴下するマイフリーガードα(またはフィプロスポット)という外用薬に、フィラリア予防薬は、ミルベガードという魚フレーバーの錠剤に変更しました。
また、新しいフード・薬・サプリメントなどを試すときは必ず時間を空けて、同時に複数の物を与えないことに決めました。
🔴2つ目の、羽毛布団の中で寝させたことに関しては、ノミ・ダニ予防薬を飲んでいれば、ある程度の症状は軽減できても、
新品ではない羽毛布団の中でアレルゲンの摂取量が増えると、予防薬の効果が追いつかなくなり、
アナフィラキシーショックの急速な進行を完全に止めることができない場合があると説明を受けたので、
羽毛布団は処分して、ダニが繁殖しにくい素材を使ったマットレスと、丸洗いできる掛け布団に買い替えました。
さらに、マットレスは布団乾燥機と掃除機でダニ対策をしたり、掛け布団はダニが死滅する60度除菌コースで丸洗いして、花粉がつかないように外干しではなく洗濯機で乾燥させることにしました。
なこをお迎えしたときから、舐めると危険な漂白剤は使用中止にしていましたが、柔軟剤や香りの強い洗剤も使わない方が良いと獣医師に教えていただいたので、無香料のものに替えました。
アナフィラキシーショックを起こしてから、なこの体に入るものや肌に触れるものに、これまで以上に注意を払うようにしました。
■ 後悔したこと
ぐったりしたなこを、一刻も早く動物病院に連れて行きたかったあのとき…
深夜ということもあり、タクシー会社と連絡が取れず、家族が夜中に大きな駅までタクシーを呼びに行くことになり、その間ずっと不安な時間を過ごしました。
時間外や夜間に診てもらえる動物病院の連絡先は把握していましたが、肝心なタクシーの手配のことまでは考えていませんでした。
最悪の事態は避けられたとはいえ、タクシー配車アプリの存在を知っていれば、苦しんでいるなこをもっと早く動物病院に連れて行けたのに!と今でも後悔しています。
急病以外でも、緊急事態が発生したときに、1分でも早く目的地に到着できるように、普段、使わなくても、タクシー配車アプリをスマホに入れておくことを強くお勧めします!
■ 実際にかかった医療費

夜間救急の動物病院で、実際にかかった医療費を記載します。
・夜問診察料
・半日入院費
・診察時間外加算
・点滴
・注射
・血液検査
・血圧モニタリング
・心電図
・腹部超音波検査
医療費の合計が 77,000円+タクシー代が10,000円ほどだったので、実際に支払った費用は、87,000円です。
「一晩で87,000円!」の高額な出費に衝撃が走りましたが、 ペット保険に入っていたおかげで 44,450円が振り込まれ、本当に助かりました![]()
「もしペット保険に入っていなかったら…」と考えるとゾッとしました。
今回の経験を通して、愛犬の身にいつ何が起こっても慌てないように、タクシー配車アプリやペット保険など、備えておくことの大切さを強く感じました。
■ まとめ
あの日の出来事は、今でも忘れられません。
ですが、この経験があったからこそ、衣・食・住のすべてにおいて、なこにとって安全かどうかを常に見直す癖がつきました。
飼い主が神経質になり過ぎると、愛犬が敏感に感じ取ってしまうので良くないですが、安全管理に関しては、慎重すぎるくらいがちょうどいいと感じています。
言葉を話せない愛犬に少しでも異変を感じたときは、飼い主さんが気づいた時点ですでに病状が進行している可能性があるので、様子を見ることは避けて、一刻も早く動物病院に相談して獣医師の指示を仰いでください!
私の体験が、どなたかのお役に立てれば幸いです。
