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 立岩神社の説明書きに載っていた虹が滝は、タッキーが産湯を遣ったとされるところだそうな。


 ふわっと、金木犀の香りがしたと沙久良さんが「誰だろう?」と思案顔になった。ともかく、次に行くべきは虹が滝のようだった。

「母かな……?」


 虹が滝は、田畑のある場所から少し山の方へ入り込んだ場所にあった。

 「一回、迷い込んで行ったことがある~」と周囲を見回して角を曲がると、先導するように白い軽トラが現れる。

 その方向に走っていくと、車寄せだと思って見落としそうな小さな空地に、看板が立っていた。


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 2つに分かれて流れ落ちる大きな滝。


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 名前にちなんで、虹が出ないだろうかと横から見たけれど、光線も弱かったせいか見られなかった(^_^;)

 高さはある方だし、水量も少なくないけど、細かい飛沫が巻き上がるような滝ではないみたい。