2016年秋より、Natural ART Clinic日本橋にて不妊治療を行いました。
病院に通うにあたり、たくさんの方々のブログを参考にさせていただき、
自分のデータも誰かの役に立つかもしれないと思い、簡単に情報だけ残しておこうと
このブログを作ることにしました。
2016年の夏に、初めて都内の小さな病院に不妊治療の相談に行きました。
そこでは初回の検査をしただけで、担当医師の暗い感じがあまりにも嫌で転院することにしました。
次に大きな有名大学病院へ行きました。
大学病院ですので毎回先生が変わりましたが、2回目の通院でお会いした女性医師が、
「高齢(40歳)なので、通常この病院でやっている治療方法では薬による体の負担が大きく、
チャレンジする回数が減ってしまう。自然周期で薬を最低限しか使わない治療方法をしている病院を選んだほうがいい。」といったことを勧めてくださいました。
NACに通っていらっしゃる患者さんの多くがNAC以前に通っていた病院での薬の影響が残っていることをのちに知り、今にして思えばこの大学病院の先生の勧めが本当に有り難かったことだと思います。
NACでの初診では、私の数値は「年齢相応に悪い」。主人は「男性不妊」。「顕微受精しかない」、と言われました。体外授精(ふりかけ)からやりたかった私としては、顕微受精の方が確実だからそう勧めるのかな、と初めは不満を感じましたが、今はそこにこだわりはなくなりました。
以下NACでの私のデータです。
<採卵周期>
d E2 LH P4 FSH
d3 64 8.1 0.2 26.3
d10 587 29.6 0.6 19.4
d12 採卵 (MⅡ 2個 他0個。最終的に主席ではない方の1個が成長を続けてくれました)
<子宮内膜掻爬> 子宮内にポリープが見つかり、移植は翌周期になりました。
d E2 LH P4 FSH
d3 61 4.9 0.3 18.0
d10 392 34.2 0.2 17.8
d12 子宮内膜掻爬術(長田先生)
<移植周期>
d E2 LH P4 FSH
d3 69 5.8 0.3 19.2
d10 210 45.8 0.5 27.2
d16 移植
<移植>
移植胚の成熟度 MⅡ
凍結期間 139時間
子宮内膜 7mm
<移植後>
d E2 LH P4 FSH HCG
BT4 113 2.1 31.3 4.9 8.0
BT7 112 0.2↓ 21.2(×2) 1.4 64.3
BT12 142 19.7(×2) 553.4
BT17 212 22.5(×2) 5962(×10) 胎嚢7.8×4.1mm
BT27 352 23.0(×2) 心拍119 胎児5.0mm 胎嚢23.4×17.4mm
BT37 773 28.0(×2) 心拍174 胎児14.5mm 胎嚢34.7×20.0mm
BT44 1132 34.9(×2) 心拍198 胎児23.0mm 胎嚢49.1×34.9mm
BT51 血液検査なし 心拍167 胎児31.0mm 胎嚢57.2×22.8mm
(※BT44は胎嚢が小さいとのことで追加診察)
上記データは意味が分からずそのまま書き写している部分もあるので、
分からなかったらごめんなさい。
結果的には3回の周期で無事卒業でき、とてもスムーズに事は進んだのですが、
その最中はとても大変だったりつらかったことも多かったです。
急に生理周期が短くなって、d3の診察に間に合うように旅行を中断して帰ったり、
診察日は絶対なので、職場にあれこれ嘘をついて休ませてもらったり。。
一つ一つのステップも一つ越えればまた次の壁があり、とても長く感じました。
私は痛みに弱いのか、採卵も子宮内膜掻爬も移植もとっても痛かったです。
その都度もう二度とやりたくないと思いましたが、今となってはその痛みも思い出せません。
移植後、胎嚢が確認されたらすぐに仕事は辞め、安静指示も出ていないのに勝手に安静を貫きました。
私が転院したい病院はどこも紹介状が出たあとに初診を受けてからの分娩予約という流れだったので、NACを卒業しても紹介状が届くまで次の病院に行くことができずとても不安でした。
10wでなんとか転院先に通い始めることができ、ほっとしました。
覚えていれば、無事出産できたか追記できればと思っております。
以上、NACでがんばっていらっしゃる皆様の参考になれば幸いです。
ちなみに現状ですが、
NAC卒業後順調だったのですが、妊婦検診の血液検査でトキソプラズマで陽性が出ました。
トキソプラズマは妊娠中に初めて感染することが問題なので、妊娠以前はいくらでも感染した心当たりがある一方、移植後は口にするものには注意を払っていたので大丈夫だろうと思っていましたが、2回目の血液検査でも陽性。3回目の血液検査は実費で25000円もかかる検査でしたが、そちらでも陽性。
妊娠後初めての感染をして胎児にも感染してしまった場合、軽度から重度までさまざまな問題や障害が懸念されるのでかなりショックでした。
その後紹介された大学病院は全くトキソプラズマについての経験や知識のない先生だったので、専門性の高い病院へ行き、現在そこでの検査の結果待ちです。
詳しい先生の話では、数値は個人差が大きいので、状況的には私の予想通りほぼほぼ妊娠前の感染だろうとのころで今は心が落ち着いていますが、初めての血液検査陽性からすでに3カ月、検査にかかったお金も5万円を超え(NACでかかったお金に比べればなんてことないのですが、体外受精が終わってもこんな臨時出費があるのか・・・と)、この間ずっと不安な気持ちで過ごさなければなりません。
要は妊娠前に感染していることが分かっていればシロなので、NACでの毎回の血液検査で一度でもトキソプラズマの検査もしてくれていればこんな不安要素は発生しないのに、、とすごくモヤモヤしています。
可能なのかは分かりませんが、移植直前にトキソプラズマのことも検査すれば冤罪のような状況にはならないと思うので、検討してみることをお勧めします。
追記:
ずいぶん遅い報告になってしまいましたが、2017年秋に無事出産することができました。
トキソプラズマの件は、限りなくシロに近いけれどもシロだと言い切れない、という状態で産後に何度か検査が必要になりました。
出産は高齢であることがいろいろな問題を引き起こすかもしれないと、直前になって帝王切開の方が間違いないということで、帝王切開になりました。
自然な分娩をしたかった気持ちもありますが、なにはともあれ可愛い元気な赤ちゃんと巡り合うことができ、とても幸せと感謝の気持ちを感じています。
私は卵やエコー写真を見てもあまり何も感じなかったのですが、今ここにいる赤ちゃんに繋がっていたのだと思うと、感慨深いものがあります。
皆様が元気な赤ちゃんと巡り合えますように。