なちゅたは小学生の時に自閉症スペクトラムと診断されました。


その後、中学生の時の再検査で取り消されはしましたが、先生からは特性はあると言われました。


やはり、計算系が全くダメです。

努力してもダメです。

個性とかそんなもんじゃ片付けられない。

明らかに障害ですね。


まあ大人になったら電卓と言う強い味方ができるので、それまでの辛抱だと伝えてます。

落第さえしなかったら良いのよ。



まあ勉強はそんな感じでだましだまし頑張っているのですが、頑張ってもどうしようもないのが皮膚感覚過敏。


特にあーにゃんに対して。

あーにゃんがなちゅたに少しでも触ろうものなら、


『やめて!』


と手を払い除ける。


その度にあーにゃんは紫に訴える。


まあまだあーにゃんには難しいかと思って皮膚感覚過敏について伝えていなかったので、そろそろ伝えることにしたんですよ。


以前、なちゅたは言ってました。

あーにゃんの触り方が虫が這っている感覚に近いと。

どうしても鳥肌が立つんだと。

紫とかが触っても平気なんだけど、あーにゃんだけはダメだと。


なのでそれをそのまま伝えて、最後にこう言いました。


なちゅたはそんな病気なの。

だから余り触らないように。


あーにゃんはふ~ん判ったぁと言ってました。


障害は個性だとよく耳にしますが、紫は、個性は努力してもしなくてもどうとでもなるし出来るものだけれど、障害は生まれ持ってのものでどうにもならないものだと個人的に思ってます。


だから障害=個性ではないと思ってるので、なちゅたにも数学が出来ないのは個性なのよ~とか、以前あった無気力や他人の話が理解できないのも個性よ~とか言いませんでした。

だって明らかに生活に不便が生じてる時点で、個性とかって言う曖昧でぬるい言葉は使えない。

乗り越えられない城壁(障害)なんだもん。


かつて知り合いに、支援学級に入れるということは、自分の娘を障害者にしたいんか?結婚もできんぞと言われた事があります。

田舎あるあるですよね~


その時の紫の返事は。


ま、誰しも何かしらあるよね?どうしようも出来ない事が。

それを認めながら生きるしかないよね。

その子に、その時その時で最善の道を探す手伝いをしてあげられたら良いんじゃない?




紫は中学で支援学級になちゅたを入れたことに対して、全く後悔をしてません。

その時は最善だったから。


高校も何とか3年まで通えて、進学も…できるかな(笑)

最近情緒不安定気味なのが気になる所ですが、頑張って数学のない学校に進学するぞ~wwを、目標にしています。