ライとは
ボールがある位置の状態と、人の立ち位置の状態を表す言葉です。
クラブヘッドでライ角と呼ばれる部分もありますが、その際はライだけではなくライ角と呼ばれるので
区別しやすいと思います。
ライが良いとは
ドライビングレンジ(打ちっ放し)のような平らで安定した足場。
また、ボールのある位置が平らで、ボールより手前にクラブヘッドが落下しても滑ってボールに当たってくれるような優しい地面。
Photo by Akin on Unsplash
実際のところライが良いと感じるかどうかは、個人差があります。
例えば、フェアウェイにボールがあるよりも、ラフでボールが少し浮いていた方が打ちやすいと思う人もいます。
ライが悪いとは
平らではなく、不安定な足場や、ボールのある位置の状態が平らではない。
Photo by Damir Spanic on Unsplash
また、ボールのある位置が平らでも、地面の状態が良くない。
地面の状態が良くないというのは
「インパクトでボールとクラブフェイスの間に芝生や落ち葉など挟まる状態」
Photo by George Bougakov on Unsplash
↑こちらは、クラブフェイスがボールに当たるまでの抵抗や、ボールに当たった後のスピン量が予想しづらいです。
「芝が薄く、土や砂の割合が多い。また、地面がぬかるんでいる状態」
Photo by Mahadev Ittina on Unsplash
↑こちらは、クラブヘッドがボールより手前で地面に落下した際に、ダフりになりやすいです。
ライの対策
ライの対策の仕方は以下の流れです。
まずはライが良いか悪いかを判断すること。
↓
そして大きなミスにならないようにすることです。
このライが良いか悪いかを判断することが凄く重要です。
この判断を間違えるとすぐに大きなミスに繋がります。
ここで一番危険なのは、足場が不安定な状態やボールがあるライが悪い状態に気づいていないこと。
続いて、気づいていながら対策をせずに打ってしまうことです。
まずは自力でライの状態を見極めることと、感じ取ることができるようにしましょう。
そして、その場所でどんなクラブ、どんな振り幅、どんなスイングが有効なのか知識を習得します。
トライアンドエラーで確率の高い方法が自分の中に確立していけると、スコアは確実に良くなるでしょう。