「ねぇみっちゃん、ちょっと聞いてくれる?」
2週間くらい前に仲良くしてもらっている友達からラインがきた。
「どしたんですかー?」と返信したところ、
「私、こないだ検診で引っかかってさ、今日バイオプシーの結果出たんだけど、乳ガンと言われたのよ。
もう、ショックで…」
え!マジで?
大きさや場所は?
それと、自覚症状はあったんですか?
などなどしばらくやり取りしながら、私は彼女のこれから始まるであろう検査の数々、手術、治療、クスリ、体調の悪さ、死に向き合う怖さ、落ち込む気持ちと不安…などなどを想像すると共に…
自分がかつて乳ガンになって体験した時のことや想いをありありと思い出していた…
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あの頃、私はサンディエゴにある日系商社で営業の仕事をしていた。
半導体などの電子部品や薄型テレビのフレームやリモコンに使うプラスチックレジンの材料を扱っており、ソニー、パナソニック、三菱などの主要テレビメーカーの顧客様に売り込みしたり、御用聞き会議の為などで週に1~2回くらいはお客様の工場があったメキシコに車で訪問したりしていた。(運転緊張するのよ皆荒々しいから)
ある時、新規のお客様に売り込みプレゼンしないとならないのに、うっかり風邪をひいてしまい咳が止まらず困ってしまっていた。
市販の風邪薬では全く治らないので、仕方なく半休もらって病院に行ってきた。
たまたまなのだが、その時親切なナースと話していた流れで、アナタはマンモや子宮ガン検診最後にしたのはいつ?と聞かれて、「いや、したことないです。」
と答えたら、
「What? Oh no! You should do that at least once a year with your age. Since you are already here, I can set up an appointment now! (あらやだ、ダメじゃないの アナタくらいの年齢なら最低年イチで検診すべき せっかく病院にいるんだから、今予約入れるわね!)」
とお節介にも翌週に検診予約を半ば無理矢理入れられてしまった。
まあ、いいかー。 一応受けとけば安心だしね 。
会社休み難いけど、この機会にしとくかいね〜
くらいの軽い気持ちで翌週検診の為に再び病院を訪れたのであった。
初めてのマンモ検診は、ペタパイの私にはデカイマシンにぎゅうぎゅう無い胸肉を挟まれ、潰され、激痛で涙がちょちょぎれた。
いや、マジで辛かった!


やっと終わってから、ちょっと時間潰しに軽くお茶して、違う棟に移動して今度は婦人科で子宮ガン検診。
病院嫌いには拷問な1日だが、あまりちょこちょこ会社休みたくなかったので頼んで同じ日にしてもらったのだ。
さて、そこでも私に予想外の悲劇が襲った(笑)
婦人科のドクターが!
パンツを脱いで私の大切なところをいじくりまわして
検査して下さるドクターが!
なんと!
とんでもないハリウッドスターの様な若いイケメンハンサムマッチョだったのである!!



続く
