『イントゥ・ザ・ウッズ (2014)』
監督 ロブ・マーシャル
脚本 ジェームズ・ラパイン
原作 スティーヴン・ソンドハイム
ジェームズ・ラパイン
製作 ジョン・デルーカ
ロブ・マーシャル
マーク・プラット
カラム・マクドゥガル
音楽 スティーヴン・ソンドハイム
■キャスト
魔女…メリル・ストリープ
パン屋…ジェームズ・コーデン
パン屋の妻…エミリー・ブラント
シンデレラ…アナ・ケンドリック
シンデレラの王子…クリス・パイン
赤ずきん…リラ・クロフォード
ジャック…ダニエル・ハッスルストーン
ラプンツェル…マッケンジー・マウジー
ラプンツェルの王子…ビリー・マグヌッセン
オオカミ…ジョニー・デップ
■あらすじ
魔女(メリル・ストリープ)に呪いをかけられたために子供のいない夫婦は、「子を授かりたければ、四つのアイテムを森から持ち帰るのだ」と魔女に命令される。夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴を手に入れるべく森へと出発する。一方赤ずきん、ラプンツェル、ジャック、シンデレラ、魔女、オオカミ、2人の王子も森に足を踏み入れており……。
■感想
マーケティングってすごいなって仕事柄、日頃思っていることなんですが、
イン・トゥ・ザ・ウッズはそんなマーケティングとディズニーのもつブランド力の大きさをひしひし感じた映画でした。
・赤ずきん
・ジャックと豆の木
・ラプンツェル
・シンデレラ
その後のそれぞれのお話の続きが観られますよ☆
っていう宣伝の仕方でしたが観た人の半分以上は悪い意味で期待を裏切られたのではないでしょうか。
つまらなくて映画館で寝そうになりました。
もともとミュージカルなだけあって音楽や歌はすごくイイと思ったし、メリルストリープの迫真の演技はすごい存在感!!
単純にそれだけでみればブラックユーモアのあるミュージカル映画で楽しめたと思うのですが、ディズニーというフィルターを通してみると夢がない。ハッピーエンドを期待して観ちゃう。
そういう意味で新しいディズニーなのかもしれないけど、子供にはみせたくないなと思いました。(けっこう子供も多かった)
いい意味で言うと「現実的」で登場人物たちがみーんな自己中心的。
なので生々しい人間っぽさがあります。
メリルストリープが登場すると物語がピリっとするんですが、それ以外のシーンはグダグダしているように感じました。
笑えるシーンは王子二人の川でバシャバシャ歌うシーンです。シュール。笑
もはやこのミュージカル映画の中で一番の盛り上がりシーンといっても過言ではないです。
ありのままにこのミュージカル映画を宣伝したらきっとこんなガッカリした気持ちにならなかったと思うし、
客層が絞られて今よりも興行収入は減るかもしれないけどあんな大々的なプロモーションが出来る予算があるならそれなりにヒットしてたと思う。ディズニーブランドもあるし。
みんなが知っている童話の続きみれますよとか、
実際はちょっとしか出てないジョニーを押し出す宣伝で映画にもミュージカルにも興味のない層を取り込めたのはすごいと思いますが、観る前にまちがった先入観と期待をもたせてしまい顧客満足が得られない映画ってどうなんでしょう。
売れる映画と愛される映画ならわたしなら後者だけど、
ビジネスで考えると「売れる」ほうがやっぱり大事だと思います。
映画を制作した作り手、
映画のスポンサーの売り手、
観る側の買い手、
三者のニーズが合致する映画って難しいことなんだろうなぁ。





