『チョコレートドーナツ(2012)』
原題: Any Day Now
監督 トラヴィス・ファイン
脚本 トラヴィス・ファイン
ジョージ・アーサー・ブルーム
製作 トラヴィス・ファイン
クリスティーン・ホスステッター・ファイン
チップ・ホーリハン
リアム・フィン
音楽 ジョーイ・ニューマン
撮影 レイチェル・モリソン
■キャスト
ルディ・ドナテロ…アラン・カミング
ポール・フラガー…ギャレット・ディラハント
マルコ・ディレオン…アイザック・レイヴァ
マイヤーソン判事…フランシス・フィッシャー
ランバート…グレッグ・ヘンリー
州検察官ウィルソン…クリス・マルケイ)
ロニー・ワシントン(黒人の弁護士)…ドン・フランクリン
マリアンナ・ディレオン(マルコの母)…ジェイミー・アン・オールマン
■あらすじ
1970年代末期のカリフォルニア。歌手を夢見るショーパブのダンサー・ルディは、検事局のポールと一目ぼれしてカップルとなった。 あるとき、ルディの近所に住むダウン症の少年マルコの母親が薬物所持の罪で逮捕された。施設送りになるならと、ルディとポールはマルコを引き取って育てることにした。
■感想
クチコミですごく人気だったので気になっておりました。
感動するというよりも悲しくて、悔しくてどうしようもないというのが率直な感想です。
1970年後半のカリフォルニアが舞台。
ルディとポールはダウン症のマルコを引き取り育てるが「同性愛」というだけで偏見の目に晒され、マルコと引き離されてしまう。
ジェンダーが緩和されつつある現在でも、少数派の方々は偏見により悲しい想いをたくさんしていると思います。
現にわたしは同性愛者ではないので本当の意味で彼らの気持ちを理解することは難しいことだと思います。
ルディがなぜマルコを引き取ろうと思ったのか、ポールがなぜ付き合って間もないのにルディ、マルコと一緒に暮らそうと思ったのか。
とくに語られることもなく、淡々とストーリーは展開していきます。
3人で海に行った映像が流れたり、夜にお話を聞かせてあげたり…断片的にマルコとの思い出が回想されます。
映画では切り取られたシーンしか映さないけど、彼ら3人の間には確かに幸せだった時間があったとそこで推測されるのです。
決して説明的な表現ではないので少しわかりづらい部分はある。そういう意味で好き嫌い分かれそう。
ラストは驚きと悲しみでいっぱいになりました。
法の無常さを痛感したし、、
マルコにとっての幸せはマルコをみていたらわかるはずなのに。
前記事「そして父になる
」でも思いましたが、家族は決して血の繋がりがすべてではないし、
わたしが抱いている当たり前だと思っている価値観自体ももしかしたら当たり前ではないのかもしれない。
なんだか最後哲学っぽくなってしまった!笑






