
監督 アラン・ベルリネール
脚本 アラン・ベルリネール
クリス・ヴァンデール・スタッペン
製作 キャロル・スコット
音楽 ドミニク・ダルカン
ザジ
撮影 イヴ・カープ
編集 サンドリーヌ・ディーガ
■キャスト
ミシェール・ラロック…アンナ・ファーブル
ジャン=フィリップ・エコフェ…ピエール・ファーブル
エレーヌ・ヴァンサン…エリザベス
ジョルジュ・デュ・フレネ…リュドヴィック・ファーブル
■あらすじ
少年リュドヴィクは、家族とその近所の人々が集う催しに女装して参加し周囲を驚かせてしまう。そこに参加していた少年ジェロームは、リュドヴィクが落としたアクセサリーを拾った。
後日、学校で再会した二人。ジェロームはリュドヴィクにアクセサリーを返そうとするが、リュドヴィクはそのまま持っていていいと返却を断る。二人は意気投合し、互いの家に遊びにゆく関係となるが、リュドヴィクの心の中にはジェロー ムへの恋心が芽生えてしまう。ジェロームと結婚しようと決めたリュドヴィクは、将来女の子になろうと夢見るようになるが、それが周囲に知られるようになると家族は戸惑い、学校の中でも騒動が起きるようになる。

■感想
わたしが二番目に好きな映画。
極彩色で、ファッションもフランス語の響きも、流れる音楽も、魅力的なキャストも演出も大好きです。

パッと見の雰囲気はほのぼのとした映画かと思いきや
へヴィー。
「性同一性障害」がテーマです。
自分の家族が、性同一性障害だったら?
友達が性同一性障害だったら?
近所に性同一性障害の方がいたら?
初めてこの映画をみたのは中学生の時だったけど、大人になってからみると全然感じ 方も違う。
今でこそ性差別は緩和されつつあるけれど、だからといって自分と「違う」というだけで、人は拒絶、憎悪、恐怖、不安を感じる生き物だと思う。
ある程度心が成長すれば、いろんなことも受け入れたり、無視することもできるけど、子どもは純粋で残酷だから「違う」ことを受け入れられない。
誰からも理解してもらえないし、親でさえ非難したときは可哀そうだなって思ったけど、主人公も主人公だよなーって今になって思う。
親からしたら、周りの人に散々嫌味言われ、はたまたそのせいで会社もクビになり家を出ざるおえない状況なのにも関わらず
「ママ!生理になった!」
とかケロっとしてるからね。笑
わたしが親でも仏のように穏やかにはなれな い。
「違う」ことを受け入れるのって時間が必要だし、時には難しいこともあるけれど、受け入れられる柔軟性がなければ生きづらいし人生楽しくないのになーって思う。
映画の話と脱線してしまったけど、そんなに難しく考えずに観ても面白いし、わたしはBGM感覚でいつも流し観してます。
主人公の空想ワールドもとっても可愛くて素敵!

