昔、スペインにフェルシナンドという牛がいました。
いつもしずかに花のにおいをかいでいる、少し変わった牛でした。
そんなフェルシナンドをお母さんは、温かく見守っていました。
フェルシナンドは大きく立派な牛に成長しました。
他の牛たちは闘牛場での華やかなデビューを夢見ていましたが、フェルシナンドは相変わらずのマイペース。
そんなある日……あることがきっかけでフェルシナンドは車に乗せられ闘牛場のあるマドリードへ!大観衆が見つめるなか、フェルシナンドの闘牛場デビューはどうなったでしょう?
物語の展開と結末が面白い一冊デス!