「きょうだい」
という本に出逢いました。

「きょうだい児」とは、障害のある兄弟姉妹のいる人のことをいいます。きょうだい児の人が描いた本です。


shokiには2歳上のお兄ちゃんがいます。
お兄ちゃんは、産まれてから今まで大きな病気も怪我もなく歩くのも言葉を話すのも速く、全てにおいて標準のど真ん中ですくすく育ってくれてます。

お兄ちゃんはこの先「きょうだい児」として生きていくのだと思うと涙がとまりません。
不幸でも悪いことでもないはずなのに、将来を案ずるとやはり涙がとまりません。

大きくなったらshokiのことどう受け止めるのかな。

友だちや周りの目を気にしたり嫌な思いや辛い思いをして傷つく日がくるのかな。

我慢していい子になっちゃうのかな。

shokiが弟なんて嫌だと泣いて怒るのかな。

少し先の将来を考えては悲しくなったり落胆したりしてしまう今日この頃。。
私自身もまだ覚悟がなく自分の気持ちだけでいっぱいいっぱいなんだろうな。。

でも、この本を読み始めて思いました。
お兄ちゃんと2人だけの時間を今から大事にして話を聞こうって。
そして時期がきたらshokiのこと泣かずにきちんと説明して何でも答えられるように親として強くなろうって。

読み終える頃には目が腫れてしまいそうなほど、私にとって大事な一冊になりそうです。
いや、確実に!